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HOME > 院長のひとり言 > アーカイブ > 2014年9月 > 4ページ目

院長のひとり言 2014年9月 4ページ目

生理周期とお肌

女性ならば感じた事のあると思いますが毎日同じスキンケアをしているのに肌には調子の良い日と悪い日があります。


みなさんはご自身の生理周期を把握していますか?

女性は生理周期によってホルモンバランスが変化し、肌状態も変化します。
肌の状態は常に一定でなく、ホルモンの状態、内臓の状態によって変化する事で求めるものが違っているのです。

生理周期によってお肌はどのように変化するのでしょうか。

通常、個人差はありますが生理周期は28日が正常と言われています。東洋医学では7の倍数が女性の周期と言われます。

生理1日目から数えて次の生理が始まる前日までの28日を7日ごとに4つに分けます。

最初の7日間は生理中、月経期です。
この時期は体温も低い為に血行が悪く肌も乾燥しがちな乾燥期。この乾燥期に必要なスキンケアはとにかく保湿です。特に冷え症の方は要注意。乾燥しすぎると自分で保湿しようと皮脂の分泌が増えて混合肌やオイリー肌の原因にもなります。



次の7日間は卵胞期

潤いをもたらし、女らしさを演出する女性ホルモン“エストロゲン”の分泌がピークになる時期です。お肌の最表層の角層の水分を保持して潤いを保つ働きがあり、真皮層のコラーゲンやエラスチンの合成を促進してお肌のハリを保ち、シワやタルミを予防する働きもします。肌自体の調子は良く、比較的強い状態なので角質ケアなどを行うのはこの時期が最適です。


そして次の7日間は黄体期前期
ここから少しずつ調子が下降していく調整期です。
黄体期に入ると女性ホルモンのひとつであるプロゲステロンが徐々に増えてきます。これにより内側から乾燥しやすく、シミの原因にもなりますので水分と油分のバランスを保って保湿をしましょう。




最後の生理直前の7日間は黄体期後期
この時期はプロゲステロンが最も多く分泌されます。プロゲステロンには皮脂の分泌を促進する働きがあります。お肌にとってある程度必要な皮脂ですが分泌が過剰になるとニキビや吹き出物の原因ともなります。
紫外線にも過敏になるのでシミ、そばかすもできやすいトラブル期。この時期に過剰なスキンケアは禁物です。紫外線ケアは念入りにしつつも食事などで内側からケアして下さい。


生理周期を頭に入れたスキンケアで周りの人にちょっと差をつけてみましょう。


今日から健康的な美肌、美白のエイジングケアであなたのキレイを目指しましょう。

デトックスには2食がよい!?

ちなみに、みなさんは1日に何食食べますか?

食事のきちんとした取り方は1日3食って思い込んでいませんか?

日本でも江戸時代の初期頃までは1日2食が普通だったそうです。

じゃあ誰がいつ、何の為に3食にしたのでしょう。

これは諸説あるのですが、トーマス・エジソンが言い出したという説が有力と言われています。
エジソンには1日2食だった生活を1日3食にしたかった理由があるんです。

自分の健康の為?

国民の健康の為?

贅沢する為?

いいえ違います。


答えは自分が発明した「トースター」を売る為です。
トースターは開発した当時、消費電力が大きかったんです。
エジソンは電力会社も経営していましたし、トースターを使ってもらう事が自身の利益につながったんですね。


超有名人のエジソンが3食がいいって言い出したものだから、みんな信じて3食、食べるようになったんです。

じゃあ3食のどこがいけないの?って思いますよね。

これを解き明かす為には腸の消化、吸収についてお話しなくてはなりません。


通常、食べた物は3時間ほど胃で消化されます。


その後、小腸に運ばれて3~6時間かけて消化・吸収がおこなわれます。

大腸では消化物は8~12時間かけて吸収されて、体外に排泄されます。


炭水化物とタンパク質を一緒にとると、胃の中に8~72時間も留まってしまう事もあるんです。



こんなにも時間をかけて消化・吸収・排泄を行うのに次々と短い間隔で食事を繰り返したらどうでしょう。


消化・吸収・排泄の時間を取れなくなりますよね。


だから1日2食で十分だったんですよね。



僕は排泄ってすごく大事だと思います。


デトックスです。


排泄器官に十分な血液を送らなければ排泄はうまくいきません。



食べてばかりで消化器官に血液が行ってしまえば排泄器官はうまく働けないんです。

結果、体に未消化、吸収しきれなかったものが溜まり老廃物となります。


この老廃物は酸性物質なので体を錆びさせます。


体が錆びる=老化です。

 

老化現象を起こせば肌や体はシワが多くなりますよね。


体に残った老廃物を排泄しようと肌にはニキビや吹き出物が多くでできます。


これは体の正常な反応なんですよ。

いらないものを体外に排泄しようとしているのですから。


そもそも現代人は過食傾向にあります。

ものがすぐに手に入る時代、裕福な時代ですよね。特に日本は。


だからお腹がグーはいいんですよ。


しっかり消化・吸収・排泄ができてる証拠ですから。


それでも朝はエネルギーが必要という方。

そんな人にお勧めは人参りんごジュースですね。

食物繊維もブドウ糖もしっかりありますから作って飲んでみてください。





これから少し少食にしてみて、今日からエイジングケアしてみてください。


ニキビと免疫力

人間の免疫力は18~22歳をピークであり、あとは齢を重ねるにしたがって衰えていきます。
更年期に近づく40歳代の免疫力はピーク時の半分の50%、これが70才代だとわずか10%にまで下がるといわれています。

どんな人も加齢だけは自然の摂理であり、老いからは逃れる事はできません。常日頃からの健康管理は十分に注意し、免疫力を低下させないよう生活習慣を見直すことも重要。積極的に免疫力を上げる生活を送りたいですね。

しかし、同じ年の人でも元気でスベスベな美肌の人もいれば、ガサガサな肌の人もいます。これはどういう事でしょうか。

細 菌やウイルスと直接接触している皮膚や鼻、喉などの粘膜は免疫力が低下してくると影響を受けやすい場所です。免疫力が正常に働いているうちは皮膚のバリア 機能も強く働いて細菌などに感染したりすることもありません。しかし、免疫力が低下してくると、肌のバリア機能が衰えてしまい、ニキビの原因であるアクネ 菌などが繁殖してしまい、ニキビができやすくなってしまったり、肌荒れがひどくなったりしてしまいます。免疫力が低下している徴候としては、肌が普段より も乾燥している、のどが渇く、かぜをよくひいてしまう、便秘や下痢をよくするなどが挙げられます。

そして免疫で非常に重要となってくるのが内臓。内臓は外界と接触しています。え?だって内臓は体の中にあるものでしょ?と思う人も多いかと思います。これはどういうことかというと口からお尻の穴までは一直線に入り口と出口でつながっていますよね。

免疫にかかわる菌の70%が腸内にいると言われています。その為に内臓粘膜の弱体化はそのまま免疫力の低下と言えるのです。このような徴候が出てくると、免疫力が低下しているかもしれないというサインです。ニキビや肌荒れに悩んでいる方は免疫力にはとくに注意しておいてください。

免疫力を下げてしまう要因は環境要因、食習慣、ストレスが挙げられます。

環境要因では公害による環境悪化、化学物質の増加、運動不足が挙げられますね。

『医食同源』という言葉がある通り、正しい食生活を送る事は免疫力を高めたり維持したりするのにとても重要な要素です。多種多様化した食習慣の中、現代人の食 生活は食べすぎの傾向があり、血液中に老廃物や酸性物質が増え血液が汚れています。この血液の汚れを排泄しようとする反応がニキビや吹き出物として出てく るんです。

食物は毎日取るものですから、健康に影響を及ぼす大きな要因と考えられます。食物の持つ力を正しく理解し、日常の食生活に気を付けている人とただ漫然と食べ たいものを食べている人では健康の度合に相当な差がつくのは当然と言えるかもしれませんね。基本の食事は「ま・ご・わ・や・さ・し・い・こ」ですよ!!
もちろん食事だけで補えない場合も増えていますのでサプリメントなどで補う事も大事です。


そ して最大の要因ともいえるのがストレス。健康的な食生活を守り、運動をして、さまざまな栄養補助食品を摂っていたとしても、多大なストレスは健康を損ない ます。脳神経系と免疫系には深い相関関係があると言われており、神的ストレスが大きい時、T細胞などの増殖力や活性度が減少します。心の状態によって変動 するホルモンや神経伝達物質が免疫細胞の活動に直接影響を与えています。結果、肌の免疫も低下してしまうのです。


腸内環境を整える事、ストレスによってバランスを崩しがちの自律神経の調節していく事でニキビや吹き出物、肌荒れを予防してスベスベな美肌を目指しましょう。

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