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院長のひとり言 2018年8月

子宮内膜症と免疫機能

子宮内膜症と免疫機能



不妊かもと思い、クリニックを受診して始めて内膜症と診断される方って意外と多いですよね。

子宮内膜は受精卵が着床(妊娠)するベッドのような役割をします。

受精に適したフカフカのベットをつくるため、子宮内膜では血管が豊富にめぐらされています。

子宮内膜は細胞の中でもトップクラスに細胞分裂する能力を持っていて、卵胞ホルモンによって増殖し、高温期になると黄体ホルモンが働いて細胞分裂にブレーキをかけるように常にバランスをとっています。

本来なら子宮の内側だけに存在するはずの子宮内膜組織が、子宮の内側以外のところで発生して増殖、活動してしまうのが子宮内膜症です。

日本産婦人科学会のカンファレンス資料によると、子宮内膜症の発症には環境要因、遺伝的要因、腹腔内環境異常、免疫力低下、子宮内膜の遺伝子変化などが考えられています。

では今回のテーマである免疫との関係はというと、子宮内膜症の女性は免疫防御機構が正常に作動せず,結果として本来子宮内膜にのみ存在するはずの内膜細胞が他の部位に生着し発育しやすい環境が作られていると言う事があげられます。

免疫機能の狂いから、内膜組織が増殖し、骨盤内に炎症や癒着を引き起こすために強い生理痛を引き起こしてしまうんです。

そもそも免疫とは体の外部からの侵入者である抗原細菌やウイルスなどに対して免疫細胞が「自分」と「自分でないもの」を識別して、体を守る仕組みを言います。

しかし、内膜症の病変は細菌感染を起こしているわけでもないのに慢性炎症のごとく、病変の進行と沈静化が繰り返されています。

その為に免疫機能の狂い、細胞の暴走と表現されたりもします。

炎症とは本来は自己を守る免疫システムです。

体は非自己、機能障害を起こした自己を排除し、完璧な状態に保とうとします。

この「非自己と障害を起こした自己」を排除するシステムが免疫システムであり、それに伴って発生する化学反応が炎症です。

細胞がストレスにさらされたり、傷害された時にも、感染した時と同じような反応が起こります。

体は外部からの侵入を消化管と呼吸器に限定していますが、そこには外部からの数々の外敵が接触してきます。

それらを体内の侵入前に発見し、除去することが免疫の最初の目的です。

その第1関門となるのが扁桃腺であり、扁桃を突破したものは呼吸器粘膜と消化管粘膜に入り込もうとします。

免疫の大部分が消化管と呼吸器に存在する理由はここにあるんです。

免疫機能が狂い、過剰な炎症反応を起こしてしまう原因としては扁桃炎,虫歯,副鼻腔炎などの他、腸内環境異常も関連すると考えられています。

腸にはリンパ球の60%が集まっているため、免疫反応に大きく関わります。

問題はその対処方法で、対処方法が炎症反応なんです。

けれど、間違ってはならないのは悪いのは炎症でも免疫反応でもなく、過剰防衛にも似た小さな障害に対する過剰な炎症反応を起こしてしまう、免疫の乱れとそれを起こした原因です。

炎症は辛い症状(発熱、発赤、腫脹、疼痛)を伴うため、体は炎症反応を嫌います。

そして炎症の起こった組織は、炎症が長期化する事で癒着を形成してしまうんです。

その癒着によって不妊の原因がつくられていってしまいます。

子宮内膜症は体が起こした免疫機能の狂いが原因だとすれば、口呼吸をやめる事、腸内環境を整えることは妊活にとって大切な要素だとわかりますよね。

参考になれば嬉しいです。







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睡眠不足は多嚢胞性卵巣を引き起こす

睡眠不足は多嚢胞性卵巣を引き起こす



毎日しっかり寝てますか?

不妊治療をしている人、妊活をしている人でもフルタイムで働いていたりで睡眠時間が短くなっている人も多いように感じます。

実は不妊の原因の1つでもある多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)にも睡眠不足は大きく関係しています。

多嚢胞性卵巣になってしまう要因の1つであるインスリン抵抗性は、長期間に渡る糖分、主に砂糖のとりすぎが原因ですが、睡眠不足だと血糖値のコントロールが難しくなる為に発症頻度が高くなってしまうんです。

睡眠と血糖値の関係でポイントとなるのがメラトニンの分泌不足。

メラトニンは睡眠サイクルを司るホルモンで、夜間に高く日中に低いというリズムを作りだしていて、脳の松果体から分泌されています。

メラトニン自体はインシュリン分泌を抑制する効果があり、血糖値を調節するインスリンの分泌をコントロールしています。

メラトニン分泌がうまくいかないと血糖値の調整ができなくなり、多嚢胞性卵巣を引き起こしやすくなると言えるんです。

通常、排卵には脳にある下垂体から分泌されるLH(黄体ホルモン)とFSH(卵胞刺激ホルモン)という2つのホルモンが関わっています。

PCOSの方はこのバランスが崩れて、LHばかりが過剰分泌されることによって、排卵がうまく行われなくなるんです。

また血糖値を下げるホルモンであるインスリンもPCOSに関連しており、インスリン抵抗性(高インスリン血症)があると、局所的に卵巣内の男性ホルモン量が増加します。

男性ホルモンは卵胞の発育を抑制し、卵巣の外側の膜(白膜)を厚くすることによって排卵を妨げてしまうんです。

病院ではインスリン抵抗性がある方には、糖尿病の薬であるメトフォルミン(メルビンなど)が処方されるようです。

このメトフォルミンは排卵障害を改善することがわかってきています。

糖尿病の薬は血糖を下げてインスリンの過剰な分泌を抑えるので、卵巣で男性ホルモンも抑えられ、卵巣内のホルモン環境が改善され、排卵しやすくなると考えられているんです。

PCOSは5~10%の女性にみられると言われていますが、同時に睡眠障害の方に多いことが知られています。

PCOSの方はBMIとは無関係に睡眠性無呼吸を起こしやすいとも言われています。

睡眠に関係しているメラトニンは睡眠を司るだけでなく、活性酸素を抑制する抗酸化作用を有することが知られています。

排卵過程において、酸化ストレスが生ずると卵の成熟を妨げてしまうんです。

それをメラトニンが卵胞内で抗酸化物質として働き、卵を保護しているというわけです。

メラトニンの抗酸化作用は卵胞液中で卵を守っていると考えられ、実際にメラトニンを摂取することで、受精率や妊娠率がよくなることも確認できているそうです。

睡眠時間を確保する事で、PCOSを予防、改善する事もできるという事なんですね。

現代人の多くが睡眠不足だと言われています。

しかも日本人の女性は世界一睡眠時間が短いと言うデータもあります。

睡眠時間と不妊の関係って意外とバカにできないんですよ。

参考になれば嬉しいです。



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不妊治療と肝機能低下

不妊治療と肝機能低下



突然ですが、肝臓を酷使していませんか?

不妊治療をされている方の多くがホルモン補充療法も同時にされていますよね。

当院に来院されている方は講座内でホルモン療法のメリット、デメリットをしっかりわかった上で治療を並行して受けられていますが、一般の方は知らない事が多いように感じます。

不妊治療=ホルモン治療が当たり前と思っていませんか?

今回は肝機能との関連からお伝えしたいと思います。

まずは基本的な肝臓のはたらきは大きく分けると3つあるんです。

1:消化液である胆汁を作る
2:栄養素を溜めたり、変化させたりする
3:体にとって毒となるものを中和する

では薬が排泄されるまでの流れはどうなっているのか、薬はどのようにして効いてくるのか。

吸収→分布→代謝→排泄、この流れになるんです。
吸収は主に小腸から吸収されて血中へと入っていきます。

血中に入ったら体内を移動して作用させたい部位に辿り着く、これが分布です。

そして役目を終えた薬の成分は肝臓で体外へ排出されやすいように分解されます。

最後は腎臓でろ過され尿と一緒に排泄されます。

デトックスをする習慣をつける事で肝臓と腎臓を養生する事が大切なんですよ。
だって、薬って体にとってみたら異物ですよね。

だから長期間は体内に長くとどめておくことはできないものなんです。

長期的に異物があると、それ自体に毒性が出てくるなど体の不調が出てきます。
例えば、エストラーナテープ、ルトラール、クロミッドでは肝機能異常。
デュファストンでは肝機能検査異常。
ソフィアは肝障害。

などの報告も上がっています。
不妊治療が長期に渡っていたり、ストレス過多などで肝臓機能が低下してしまうと排毒・循環・免疫力も低下してしまいます。

だから、肝臓では解毒して速やかに排泄しやすいように処理する、デトックスする必要があるんです。

解毒機能が低下すると子宮に体内毒素を溜め込みやすくなるとも言われれる事もありますよね。

肝機能の低下は脂質の代謝異常も引き起こし、血液が汚れたり、血液循環が悪くなってしまい、卵巣への血流も低下してエネルギー不足になってしまいます。

免疫力が低下してしまえば、慢性炎症を誘発するので子宮・卵巣が炎症を起こしやすくなります。

また、肝臓はホルモンや細胞膜の原料となるコレステロールの生産をしています。

肝機能が低下して、質の悪いコレステロールしか作れなくなると、女性ホルモンの分泌異常が起こってしまい、結果的には卵子自体の質も低下してしまいます。
肝臓は様々な仕事を黙々とこなす臓器です。

少しの事の積み重ねだと気にせずに負担をかけ過ぎていませんか?

不妊治療でホルモン補充が当たり前だと思っていませんか?

病院に言われるまま受けるのではなく、本当にメリット、デメリットを理解して自分で選択してくださいね。

参考になれば嬉しいです。




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運動不足が不妊を招く

運動不足が不妊を招く



原因不明の不妊の方の多くが妊娠に必要なエネルギーが足りていません。

どっかのCMと似たようなキャッチコピーですいません。

漠然とエネルギーと表現するんですが、これは卵胞が卵子を排卵したり、卵子が受精したり、分割していくエネルギーになります。

体はまず生命維持に必要な心臓や消化器官などに優先的に血液を送っています。

運動不足の人はこの血流が滞りやすいという事が問題視の1つとされているんです。

血液循環が悪かったり、細胞のエネルギーが足りなければ、子宮や卵巣などの生殖機能は成熟することができません。

血液は酸素や栄養分を運ぶため、血流が悪くなってしまえば子宮や卵巣に栄養が行き届きにくくなってしまいますよね。

さらに熱の生産量が多い筋肉が減少すると、生命維持活動に必要なエネルギーである基礎代謝が下がり、体温が低下して体が冷えてきてしまうことにもつながります。

健康で妊娠しやすい身体をつくるためには運動が大切といえます。

卵子の質を高める為にポイントになってくるのはミトコンドリアの量と質になります。

では筋肉を鍛える事で何が起こってくるのか。

筋肉の細胞「筋細胞」では、エネルギーがたくさん消費されます。

どんどんエネルギーが消費されると、筋細胞はエネルギーの足りない「飢餓状態」になっていきます。

すると、エネルギーがないという非常事態を受けて、核にある遺伝子が働きはじめ、ミトコンドリアのたんぱく質が合成されたり、ミトコンドリアDNAが複製されたりして、ミトコンドリアが増えていきます。

つまり、運動してエネルギーを使うと、ミトコンドリアが活性化するということです。

卵子の質を決めるのはミトコンドリアの量と質。

筋肉細胞(筋細胞)の中のミトコンドリアがふえれば、ミトコンドリア内でより多くのエネルギー(ATP)がつくられるんです。

たくさんのATPがあると、ATPを使って動く筋細胞は長期間、働き続ける事ができます。

卵子は体の細胞の中でも一番ミトコンドリアエネルギーを必要とし、成熟し続けなくてはいけない細胞です。

ミトコンドリアの体積は加齢と共に減って行く事は事実です。

しかも運動を定期的に行わないと、1ヶ月ほどで元の少ないミトコンドリアの体積にもどってしまうといわれています。

血液循環をする為の有酸素運動は時間も大切。

1時間以上の運動では活性酸素の発生量も増えますし、ホルモンバランスも乱れる事もありますので、逆に不妊症の状態になりやすくなります。

ミトコンリアを増やす運動で最適なのは、30分程のウォーキングやジョギング。

これはインターバル走をオススメしています。

そして筋トレも必須。

筋トレは量を増やせば増やすほどミトコンドリアが増え、効果的にミトコンドリアのパワーを高まります。

筋トレによってミトコンドリアを効率的に増やす為には強度と量の2つを高める必要があります。

筋トレの種目はどんなものでも構いません。

運動不足になっていた人は運動が苦手な人、筋トレなんかした事がない人、そもそも動くのが面倒な人が殆どではないでしょうか。

そんな人の為に強度負荷の簡単なかけ方をお伝えしますね。

1日4分のハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング。

20秒の強度負荷、10秒休憩を1セットで、4〜8セットやりましょう。

その場での腿上げ運動を例としてお伝えしますね。


1.その場で軽く3分ほどジョギングしてウォームアップ

2.その場で20秒ほど全力で腿上げ

3.10秒休憩

4.再び20秒ほど全力で腿上げ

5.10秒休憩

運動と休憩で1セット30秒ですから、これを8セットで4分間になります。

その場での全力腿上げ運動を例としましたが、腕立て伏せだったり、スクワット、腹筋、人によっては短距離ダッシュでもいいかもしれません。

これは自宅でできるので、雨の日でも外に行くのが面倒でもできますので、今日からやってみて下さいね。


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不妊治療を成功させるには?

不妊治療を成功させるには?



不妊治療の成功率は30%以下とも言われていますよね。

病院に言われる通りにステップアップしていれば、

自分は30%の体外受精の成功に入る、

回数を重ねていれば妊娠できるはず、

そんな風に漠然と思っていませんか?

不妊治療を成功させるにはただ病院で治療を受けるだけでは不十分な事が多いんです。

実際に体外受精を受けた事がある人なら少なからず感じている事だと思います。

では具体的に何が足りないのか。

根本的には不妊になっている体質を変えなくてはならないのですが、その鍵となっているのが卵子の質。

卵子の老化によって不妊になるという事は、最近ではよく耳にするようになりました。

では老化の犯人は年齢ですか?

卵子の質、老化のスピードを決めているのはミトコンドリアの質になります。

そもそも妊活とは卵子の質の向上、ミトコンドリアの活性化を目標とした体質改善だと考えています。

ミトコンドリアは、食事から摂取した栄養と、呼吸から得られた酸素を使ってATP(アデノシン三リン酸)というエネルギーを放出する物質を作り出します。

このエネルギーを大量に必要とするのが卵子なんです。

とは言え、年を重ねるについて、ミトコンドリアの量は次第に減っていくのも事実です。

しかし、老化を加速させている、卵子の劣化現象を引き起こしているのは乱れた生活習慣なんです。

今まで知らず知らずに過ごしていた乱れた生活習慣を続けていると、ミトコンドリアの数が減り、ATPを作る力が落ちるため、疲れやすくなったり、回復力が落ちたり、卵子の質も低下してしまいます。

乱れた習慣は続いていればいるほどミトコンドリアは数だけでなく、質も落ちてしまいます。

体では古くなったミトコンドリアは壊され、新しいミトコンドリアが作られる、オートファジー(自食作用)というものが働いています。

この機能が衰え、老朽化したミトコンドリアが増えていっていまいます。

古くなったミトコンドリアは活性酸素を大量に出してしまいます。

細胞を酸化させる活性酸素は老化の原因とも言われ、妊活には大敵の1つなんです。

もともとミトコンドリアはATPを作るときに副産物として活性酸素を出しているんですが、古いミトコンドリアはATPを作る能力が衰え、活性酸素を出す量が増えてしまいます。

若くて元気なミトコンドリアは利用した酸素のうち活性酸素になるのは1%程度ですが、老朽化したミトコンドリアは5%くらいを活性酸素にしてしまうとも言われています。

ではミトコンドリアの質と量を劣化させる乱れた生活習慣とは具体的に言ってなんなのか。

これは運動不足、過食、睡眠不足の3つが大きいんです。

運動不足になると細胞内でATPが余ってしまいます。

そうすると、ミトコンドリアから電子が漏れ、酸素と反応して活性酸素になってしまいます、

ATPが使われないと必要性を感じなくなった体はミトコンドリアの数を減らし、オートファジーも衰えて質も悪くなってしまいます。

その結果、さらに活性酸素を発生させて体の老化が加速してしまいます。


過食のメカニズムは少し難しいのですが、ポイントとなってくるのはAMPK(AMP活性化プロテインキナーゼ)という飢餓状態で働く酵素にあります。

満腹になると、この酵素の働きが抑えられてしまうんです。

ミトコンドリアはPGC1αというたんぱく質が活性化されることで作られるのですが、AMPKが働かないとPGC1αの働きも抑えられ、ミトコンドリアが作られなくなってしまうんですよ。

睡眠不足の時は特に注意が必要です。

食欲をうながすグレリンというホルモンが増え、逆に食欲を抑えるレプチンというホルモンが減るので食欲が高まって過食になってしまいます。

睡眠不足が続くとホルモンバランスを崩してしまうだけでなく、過食を助長してしまうんです。

睡眠不足の時はカロリーを控えめにして、野菜と良質なたんぱく質をとることを心がけてみて下さい。

不妊治療の成功率は自分で上げる事ができます。

妊活は卵子の質を高める事が目的であり、運動、睡眠、食事の3つ全ての習慣を変える事が必須になります。

参考になれば嬉しいです。


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ストレス過多は妊娠を遠ざける

ストレス過多は妊娠を遠ざける



ストレス過多は妊娠体質の天敵とも言える存在。

妊活をしていても、不妊治療をしていても、ストレスがかかりすぎていれば上手くいかない事も多いんです。

では何故、ストレスが妊娠を遠ざけてしまうか、今回は腸とストレスの関係性からお伝えしていきたいと思います。

実は過度にストレスがかかった状態では、腸内の善玉菌を減らしてしまい、悪玉菌を増やす事になってしまうんです。

ではそれがなぜいけないのか。

腸内に老廃物が溜まって悪玉菌が増殖し、有害なガスを発生させます。

これらの毒素は腸壁を通じて血液に取り込まれ、全身へと広がっていきます。

特に大腸は骨盤のなかにあり、そこに隣接ように子宮、卵巣、卵管などの妊娠するための重要な臓器がたくさんあります。

お隣さんである大腸が毒素をどんどん発生させれば、毒素を含んだ血液が骨盤内に充満することになってしまうんです。

ひどい場合、免疫反応が狂ってしまい、体は卵子、受精卵といった本来無害なものまで攻撃対象とみなし、排除しようとする反応が起こってしまうんです。

妊娠を目指すなら、日頃から腸内環境に気を配り、免疫が誤作動を起こさないよう気をつけることが大切なんです。

女性の多くが悩んでいる便秘も悪化要因になってしまいます。

きちんと大腸が機能しなければ、それにともなって小腸や胃の動きまで悪くなっていきます。

胃での食べたものを消化する能力が落ちるため、食欲がなくなるだけでなく、小腸で栄養を十分に吸収することもできなくなってしまいます。

腸には小さな血管や末梢神経が集中しているだけでなく、消化管ホルモンもたくさん存在し、脳内ホルモンにいたっては、実は脳よりも多く存在するほどなんですよ。

腸と脳は互いに太い神経で繋がっていて、密接に関係しているんです。

これは脳腸相関と呼ばれ、例えば緊張するとお腹が痛くなるのは、脳が自律神経を介して腸にストレスを伝えることによって起こるものなんです。

驚くのは、脳→腸の指示よりも、腸→脳の方が圧倒的に多いという点です。

その割合は2:8ともいわれ、腸は頻繁に信号を送り、脳下垂体に対してホルモン分泌などを指示しています。

腸の状態は脳の状態にも深く影響を及ぼしているんです。

ちょっとしたことでもクヨクヨしたり、イライラしてしまっている時って、実は便秘をしているなんて事も多いんですよ。

それは腸内環境が心の領域でも大きな役割を果たしているからなんです。

イライラやクヨクヨなどの強いストレスは、血管を収縮させて血行を悪くし、自律神経のバランスを崩してしまうため、妊活の大敵。

とは言っても生理前には期待したり、生理が来たら落ち込んだりと、どうしても気持ちが不安定になりがちなのも妊活中の特徴ですよね。

気分の浮き沈みで妊活でやるべき事ができなくならない為にも腸ケアに取り組むことが重要ですよ。

参考になれば嬉しいです。





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ストレス過多は妊娠を遠ざける

ストレス過多は妊娠を遠ざける



妊娠したい女性にとってストレスはよくないということは、一般的にもよく知られていますし、感覚的にも「そうなんだろうな」ということはわかるかと思います。

とは言え、ストレスは誰しもが感じる事ですし、ノーストレスはあり得ませんよね。

けれど、不妊治療がストレスに感じるようになってしまう人もいますし、妊活と聞くとストレスなんて人もいるかもしれません。

では具体的に言ってストレスが何故、不妊に影響してしまうのか、今回は副腎機能からお伝えしていきますね。

ストレスというと体によくないイメージがありますが、本来のストレス反応の役割は、私たちの心や体を外的な影響から守るための仕組みといえるんです。

その仕組みに深い関わりがあるのが副腎。

副腎からは体の状態を調節するための様々なホルモンが分泌されています。

その副腎の外周部にある副腎皮質で産生されるコルチゾールというホルモンが、ストレス反応に大きな役割を果たしているんです。

そのため、コルチゾールは抗ストレスホルモンという呼ばれ方をします。

このコルチゾールの分泌は脳の下垂体から放出される副腎皮質を刺激するホルモンである、副腎皮質刺激ホルモンによって調節されています。

そして、この副腎皮質刺激ホルモンは、下垂体の上位にある視床下部から放出される副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンによって調節されます。

ややこしいですかね。

つまり、私たちは何かストレスを感じるような刺激を受けると脳の視床下部から下垂体にホルモン分泌の命令が起き、さらに下垂体から副腎にホルモンの刺激が伝わり、副腎からコルチゾール(抗ストレスホルモン)が産生されるというメカニズムが働いているんです。

この視床下部→下垂体→副腎皮質というホルモン伝達の流れを抑えておいて下さい。

ストレスが妊娠にどのような影響を与えるのかを理解する上で重要な意味を持つんです。

卵巣が女性ホルモンを産生し、排卵が起きるためには、視床下部→下垂体→卵巣というホルモン伝達の作用が働いています。

これら以外の多くのホルモンが、視床下部→下垂体→○○○というホルモンの流れで調整されているんです。

このホルモンの流れは通常、一定のバランスでコントロールされているんですが、過剰にストレスがかかった場合など、より多量のコルチゾールの産生が必要となった場合には視床下部→下垂体→副腎皮質という伝達が最重要視され、それ以外の働きが鈍くなってしまうと考えられています。

不妊治療をやめた途端、妊娠したと言う話を耳にする事がありますよね。

これを副腎疲労から考えてみると、不妊治療というストレスを感じる生活の中で、視床下部→下垂体→卵巣という働きが落ちて排卵が上手くいかず、不妊体質になってしまっていたといえます。

妊活って何をする事なの?という言葉をよく耳にしますし、病院で不妊治療を受ける事が妊活の1つという考えをしている人もいます。

しかし、不妊治療と妊活は別物。

妊娠を目指している期間は、できるだけストレスを軽減すること、ストレスを発散できる事を見つける事も妊活の目的の1つとなってきます。

また、副腎疲労を起こさない、副腎疲労を改善する為には、材料となる食の見直し、ホルモンバランスを整えるための睡眠時間の確保、適度な運動によるストレスの発散が大切。

食事、睡眠、運動は体質改善の三本柱ですよね。

参考になれば嬉しいです。



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ストレス過多は妊娠を遠ざける

ストレス過多は妊娠を遠ざける



妊娠したい女性にとってストレスはよくないということは、一般的にもよく知られていますし、感覚的にも「そうなんだろうな」ということはわかるかと思います。

とは言え、ストレスは誰しもが感じる事ですし、ノーストレスはあり得ませんよね。

けれど、不妊治療がストレスに感じるようになってしまう人もいますし、妊活と聞くとストレスなんて人もいるかもしれません。

では具体的に言ってストレスが何故、不妊に影響してしまうのか、今回は副腎機能からお伝えしていきますね。

ストレスというと体によくないイメージがありますが、本来のストレス反応の役割は、私たちの心や体を外的な影響から守るための仕組みといえるんです。

その仕組みに深い関わりがあるのが副腎。

副腎からは体の状態を調節するための様々なホルモンが分泌されています。

その副腎の外周部にある副腎皮質で産生されるコルチゾールというホルモンが、ストレス反応に大きな役割を果たしているんです。

そのため、コルチゾールは抗ストレスホルモンという呼ばれ方をします。

このコルチゾールの分泌は脳の下垂体から放出される副腎皮質を刺激するホルモンである、副腎皮質刺激ホルモンによって調節されています。

そして、この副腎皮質刺激ホルモンは、下垂体の上位にある視床下部から放出される副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモンによって調節されます。

ややこしいですかね。

つまり、私たちは何かストレスを感じるような刺激を受けると脳の視床下部から下垂体にホルモン分泌の命令が起き、さらに下垂体から副腎にホルモンの刺激が伝わり、副腎からコルチゾール(抗ストレスホルモン)が産生されるというメカニズムが働いているんです。

この視床下部→下垂体→副腎皮質というホルモン伝達の流れを抑えておいて下さい。

ストレスが妊娠にどのような影響を与えるのかを理解する上で重要な意味を持つんです。

卵巣が女性ホルモンを産生し、排卵が起きるためには、視床下部→下垂体→卵巣というホルモン伝達の作用が働いています。

これら以外の多くのホルモンが、視床下部→下垂体→○○○というホルモンの流れで調整されているんです。

このホルモンの流れは通常、一定のバランスでコントロールされているんですが、過剰にストレスがかかった場合など、より多量のコルチゾールの産生が必要となった場合には視床下部→下垂体→副腎皮質という伝達が最重要視され、それ以外の働きが鈍くなってしまうと考えられています。

不妊治療をやめた途端、妊娠したと言う話を耳にする事がありますよね。

これを副腎疲労から考えてみると、不妊治療というストレスを感じる生活の中で、視床下部→下垂体→卵巣という働きが落ちて排卵が上手くいかず、不妊体質になってしまっていたといえます。

妊活って何をする事なの?という言葉をよく耳にしますし、病院で不妊治療を受ける事が妊活の1つという考えをしている人もいます。

しかし、不妊治療と妊活は別物。

妊娠を目指している期間は、できるだけストレスを軽減すること、ストレスを発散できる事を見つける事も妊活の目的の1つとなってきます。

また、副腎疲労を起こさない、副腎疲労を改善する為には、材料となる食の見直し、ホルモンバランスを整えるための睡眠時間の確保、適度な運動によるストレスの発散が大切。

食事、睡眠、運動は体質改善の三本柱ですよね。

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妊活をしてても、冷え性ですか?

妊活をしてても、冷え性ですか?



妊娠しやすい体作りには骨盤内は勿論の事、全身の血流改善は大切な要素。

質の良い卵子を育てる為、着床しやすい子宮内膜を作る為にも骨盤内血流の改善は大切になりますし、エネルギーを効率よく働かせる為には抹消血管にまで血液を行き渡らせる事が重要です。

冷え性になりやすい女性の多くはミトコンドリアの働きが落ちている事も要因の1つなんです。

人は寒い時は体内の熱を逃がさないように末梢の血管を収縮させ、さらに骨格筋を収縮させて熱を産生します。

逆に暑い時は血管を拡張させて血流を増やし、汗をかいてその気化熱によって体を冷やして体温調節を行っています。

とは言え、基本的な体温は主にミトコンドリアで作られるエネルギーが賄っています。

ミトコンドリアは低糖質、高酸素、高体温の環境化で働きが活性化するという性質を持っています。

このミトコンドリアが働きやすい環境作りが卵子の質の向上、妊活の醍醐味とも言えるかもしれません。

そもそもミトコンドリアは細胞内小器官であり、体内のエネルギー産生工場です。

体のエネルギーはATP(アデノシン三リン酸)と呼ばれ、主に細胞中のエネルギー産生工場であるミトコンドリアで、赤血球によって運ばれてきた酸素と食事によって得られた電子から作られます。

酸素を燃やして行うこのようなエネルギー産生を好気的エネルギー代謝と呼びます。

こうして作られたATPの半分以上が、体温を維持するのに使われているのです。

また、卵子の栄養供給にもこのミトコンドリアエンジンからのエネルギー供給が欠かせません。

ですから、血流が悪くなって酸素の運搬が滞り、エネルギー代謝が下がってATPが不足すると、体温の低下はもちろんのこと、卵子の質の低下を招くことになるんです。

冷え性のもう1つの要素は血流の低下。

体温は血流によって調整されていますから、血の巡りが滞っていたりすれば、体温も下がってしまいます。

血流を悪くする要因は姿勢の悪さ、体の歪み、食生活などと数多くありますが、これらの要因で各細胞に送られる栄養素や酸素量が少なくなってしまえば卵巣や子宮の働きにも影響してきてしまいますよね。

血流は自律神経の2系統(交感神経と副交感神経)によって血管を収縮させたり拡張させたりすることで調節されていますから、自律神経の偏りが結果として体温低下を招いているといもいえるんです。

また、加齢や食生活の乱れ、過度の酸化ストレス等から、エネルギー産生に必須の補酵素やミトコンドリアへ栄養を運ぶのに必要なビタミンB群が不足しても、エネルギー産生回路はうまく回らなくなります。

体温が下がると、心臓や脳など核心部の体温を維持しようとして、末梢の血管は熱を逃がさないように収縮してしまい、手足の冷えや下半身の冷え、あるいは内臓の冷えを意識するようになります。

これが冷え性の始まりとも言えますね。

この状態が長期に渡ってしまうと血流はますます悪くなり、こうしてエネルギー代謝不全の悪循環に陥っていくのです。

冷え性をより悪化させる要因にはストレス過多もあるんです。

ストレスには暑さ、寒さなどの物理的ストレス、騒音などの環境的ストレス、ウイルスや花粉等の生物的ストレスといった身体的ストレスに加え、社会的環境下でのいじめや心理的な恐怖体験等の精神的ストレスがあり、社会生活を送る上でストレスをまったく受けずに生きることは不可能です。

ストレスの種類に関わらず、ストレスを受けると自律神経のうちの交感神経が刺激されます。

交感神経は怒りや恐怖、心配、緊張、あるいは活動時に働く神経で交感神経優位な状態が長時間続くと、アドレナリンの分泌により血管収縮が持続して血液の流れが悪くなります。

すると、組織へ十分な酸素を運搬することができなくなり、ミトコンドリアでのエネルギー産生が低下して、体温が下がってきます。

長時間の交感神経優位状態は夜の眠りを浅くしてしまったりもします。

では、副交感神経優位な状態を維持しておけばよいかというと、決してそういうわけでもないんです。

副交感神経は食事や睡眠に関わるリラックスモードの神経ですが、副交感神経優位な状態が長く続きすぎてしまえば、今度は血管は拡張しっぱなしになるため、いずれ血流が緩慢になり、やはりエネルギー産生に影響を及ぼして体温は下がってきてしまうんです。

自律神経は環境の変化に応じて、必要な時に必要な神経が働く事が大切で、どちらに偏りがあっても冷えを招くことになります。

冷え性を改善する為には1つのことだけでは難しいのですが、体質改善をしっかりと進めていけば良い方向に体は変わっていきますよ。

妊活がうまく進んでいない人はもう一度、ご自身の習慣を見直す事が必要かもしれません。


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