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HOME > 院長のひとり言 > アーカイブ > 妊活: 2017年5月

院長のひとり言 妊活: 2017年5月

コラム 食と陰陽
 
 
体質改善してますか?     
 
 
青葉区市ヶ尾の鍼灸院 妊娠しやすい体質への改善、マタニティから産後ケア、女性の健康と美容のライフサポートをする いとう鍼灸院 伊藤です。     
 
 
 
本日のお話は『食と陰陽』
 
 
食とは人を良くすると、書きます。
 
人が良くなる=細胞が良くなる。
 
細胞の質の向上は食の向上から!
 
 
 
食の改善、まずは食に関係した体の働きを陰陽論からみていきたいと思います。
 
 
陰陽論では陰は拡散、陽は収縮の性質があるとしています。
 
 
物を食べれば消化がはじまりますが、これは食物の分解作用ですから拡散的な陰の働きと言えます。
 
 
陰が強く働くときは副交感神経が優位に働いている時、つまりリラックスしている時なんです。
 
 
家にいてゆっくりしている時にお腹が減りますよね。
 
 
これは副交感神経が優位になり、陰の働きが強くなった事で食を欲している証拠です。
 
 
そして、食事を取った後で消化された事で生まれた栄養素は血液によってからだの隅々に運ばれ、さまざまな細胞組織がつくられます。
 
 
この作用は収縮性の陽の働き。
 
 
食べた後にすぐ横になったり、寝てしまうと太るといわれるのはリラックスし過ぎる事で陽が働きににくい状態をつくってしまい、収縮する陽の働きが弱くなってしまったという事。
 
 
つまり、栄養が隅々まで届かなくて一部分に停滞してしまったからと言えるかもしれません。
 
 
この事から食べた後はちょっとゆっくりなんて考えてゴロンと横になるのではなく、すぐに食器を洗ったりして動いてあげるのがいいんですよ!
 
 
体の組織は常に新陳代謝(古いものを新しいものと置き換える作用)のためのエネルギーを食物の摂取に求め、食べる、消化する、新しい組織をつくるという陰陽の循環が繰り返されます。
 
 
ただし、細胞組織は同じように見えてもそこでは常に新陳代謝がおこなわれているわけですから同じものなど一つもありません。
 
 
よく変わらないねって言われる言葉。
 
変わってない事はなく実は体は常に変わっているんですよ!
 
 
 
では食を素材から陰陽に分けて考えてみましょう。
 
 
 
コラム 食と陰陽(1).png
 
上記の図が陰陽特性で分けたものです。
 
 
では具体的に食材を陰陽で分類した図が下記です。
 
 コラム 食と陰陽.png


 
陰陽の他に五行といわれる肝心脾肺腎でも陰よりの食材、陽よりの食材があります。
 
 
陰の食材でも味付けなど陽よりにしたり、火を入れたりする事で陽の作用が出て来たりします。
 
 
組み合わせでも陰陽のバランスがとれますよ。
 
 
例えばなすは陰性の強い食べ物、陽性の強い味噌と組み合わせて、なす味噌炒めにするとバランスのよい組み合わせですね。
 
 
トマトも陰性の強い食材ですから陽性の塩をかけると陰陽のバランスのよい食べ方になります。
 
 
 
ちょっとした工夫で陰陽のバランスをとって体質改善に役立てて下さい。
 
 
食とは人を良くすると、書きます。
 
細胞の質の向上は食の向上から!
 
 
妊娠しやすい体への体質改善にはネットや本から知識を入れるだけでは何も変わりません。     
 
                                                                                                      
知識を得たら必ず実践、行動して質のよい卵を育てていきましょう。      

 
 
 
 
 

コラム 妊活 〜自律神経と便秘の関係性〜

体質改善してますか?     
 
 
青葉区市ヶ尾の鍼灸院 妊娠しやすい体質への改善、マタニティから産後ケア、女性の健康と美容のライフサポートをする いとう鍼灸院 伊藤です。      
 
 
本日のお話は『自律神経と便秘』
 
 
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妊娠しやすい体質に変えていく事で非常に重要になってくる食。
 
 
人を良くしていくと書いて食です。
 
 
食の改善が細胞の改善につながり、細胞の質の向上は卵子の質の向上となります。
 
 
しかし、良いものを食べてもしっかりと消化・吸収できなくては栄養として最大限に利用できません。
 
 
 
人は食べたもので生きているのではなく、消化し、吸収したもので生きているのですから。
 
 
そこで問題になってくるのが便秘の症状。
 
 
便秘になると言う事は消化、吸収、排泄のバランスが崩れいるサインです。
 
 
便秘には「腸の機能低下で起こる便秘」と「何らかの病気で起こる便秘」の2種類があります。
 
 
特に女性に多いのは「腸の機能低下で起こる便秘」と言われています。
 
 
快便は健康のバロメーターの1つ。
 
 
便秘は自律神経の乱れによって生じることが多いと言えます。
 
 
例えば始めての場所や行き慣れない所に旅行にいくと便秘になるといった経験をした事が有りません?
 
 
これは普段と違う環境で交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまうからなんです。
 
 
特に環境変化などで体が緊張したりしている時は交感神経が優位に働いているんです。
 
 
日常生活に当ては見てると交感神経が働きやすい時間帯は日中。
 
 
主に仕事や家事、育児、勉強、運動などをしている時に優位に働いています。
 
 
逆に副交感神経が優位に働いている時間帯は夜間。
 
 
リラックスしている時や眠っている時、その他にも食事をしている時、お風呂に入っている時などで優位に働いています。
 
 
副交感神経が優位に働いている時は胃腸など消化器官の働きは活発になり、栄養の吸収や老廃物の排泄が進みます。
 
 
その為、過度の緊張などで交感神経が優位に働いてしまっていると消化、吸収、排泄にも良くないことがわかりますね。
 
 
また、女性は生理周期によっても便秘になってしまいます。
 
 
生理前にはプロスタグランジンというホルモンが出ているのですが、このホルモンは腸の蠕動運動を低下させてしまう働きがあるんです。
 
 
その為に生理前に便秘になってしまう方な多いんです。
 
 
 
便秘を解消するためには自律神経や女性ホルモンのバランスを安定させ、腸内環境を整えることが重要です。
 
 
では、どんなことが大事なのでしょうか?
 
 
便秘解消の最も重要なポイントは腸の蠕動運動です。
 
 
蠕動運動というのは腸の内容物を先へ先へと押し出す動きのことで、この動きが弱まると、食べた物が腸内で異常発酵するなどして、悪玉菌が活動しやすい悪い腸内環境になってしまうのです。
 
 
一方、蠕動運動が活発になると、腸に残っている物がスムーズに押し出され、腸内がきれいになり、善玉菌が活躍しやすくなります。
 
 
そして、この蠕動運動を支配しているのが自律神経のうちの副交感神経なのです。
 
 
自律神経が乱れている人の多くは副交感神経の働きが低下しています。
 
 
このため、蠕動運動も不活発になり便秘がおきるのです。
 
 
副交感神経の働きを高めてやれば、蠕動運動も活発になり、腸内環境が整います。すると、さらに副交感神経の働きが高まります。この好循環によって、便秘が解消する方向に向かうのです。
 
 
 
また締め付ける刺激は自律神経を乱す原因の1つ。
 
体を細く見せようとして、ガードルをはいたり、小さめのショーツをはいている女性も多いですよね。
 
 
腸を締め付けると、腸の蠕動運動が低下してしまいます。
 
 
こちらも合わせて読んでみて下さい
 
『下着選び』

 
 
 
では、副交感神経の働きを高めるためには、どんなことが必要でしょうか?
 
 
副交感神経を働かせる様々なリラックス方法がありますが、それだけでは中々上手く行かない人もいるのではないでしょうか。
 
 
その為、「副交感神経を優位にする」という考え方はしないで、交感神経を働き過ぎない環境作りをする!!
 
 
どう言うことか、交感神経が働かなければいけなくなる原因はストレスによる身体の変化に対してです。
 
 
ストレスによって身体の機能が変化するから身体のバランスが乱れてしまいます。
 
 
交感神経はその乱れに対して必死にアプローチしているのです。
 
 
交感神経と副交感神経のバランスを左右の筋肉に例えてみるとわかりやすいかもしれません。
 
 
右足の筋肉に力が入っていないようなときには、左足の筋肉は右足の分も頑張って身体全体を支えてくれています。
 
 
その状態が続いてしまうと次第に骨盤のズレが生じたり、肩の高さが変わってしまい肩こりや腰痛を引き起こす。
 
 
要するにバランスの乱れた身体を必死になって支えようとしている状態が交感神経が優位になった状態と言えるんです。
 
 
身体のバランスが整っていれば、交感神経が過度に働く必要はないということなのです。
 
 
 
そこでセルフケアでおすすめなのが姿勢を意識する事。
 
 
脚を組んだり、頬杖をついたり、毎日の同じ所に負担をかけたりしないように心がけて下さい。
 
 
全身鏡で体をチェックするのも良い習慣です。
 
 
勿論、歪んだ体は戻りにくい方も多いですから施術を受けて頂くのもオススメです。
 
 
 
妊娠しやすい体への体質改善にはネットや本から知識を入れるだけでは何も変わりません。     
 
 
知識を得たら必ず実践、行動して質のよい卵を育てていきましょう。     

 

妊活 〜腸内環境と不妊体質〜

体質改善してますか?     
 
 
青葉区市ヶ尾の鍼灸院
 
妊娠しやすい体質への改善、マタニティから産後ケア、女性の健康と美容のライフサポートをする いとう鍼灸院の伊藤です。     
 
 
 
本日のお話は『腸内環境と不妊体質』
 


IMG_1810.jpg



 
腸内センサーって言葉をご存知ですか?
 
 
腸は第2の脳と言われているぐらい多くの神経細胞が集中している臓器です。
 
 
腸には身体に害になるものを識別して排除する機能が備わっています。
 
 
しかもその機能は脳の指令を受けずに腸が自分で働く防衛システムなんです。
 
 
発生学的に腸での消化は動物である私達の根幹といえるんです。
 
 
動物が最初に持った器官(特定の働きを持つ細胞の集団)が「腸」と言われています。
 
 
発生学では、まず腸が発生し、その後に脳が発生したんです。
 
 
この事から腸は脳と相関があるということがわかりますね。
 
 
そして腸と脳は自律神経という神経でつながっています。
 
 
例えば、ストレスを感じたりした時、下痢をしたり、便秘になったりした経験ってありませんか。
 
 
脳がストレスを感じるとそれが腸に伝わり、便秘が引き起こされたり、下痢を引き起こされたりするんです。
 
 
裏を返せば腸内環境を整えることによってストレスが軽減されると言うことになりますよね。
 
 
脳がストレスを感じると妊娠に必要な排卵をおこすホルモンの分泌が低下し、結果的に妊娠しにくい状態を起こすと言われています。
 
 
腸内環境を整える事で脳のストレスを軽減できれば、ホルモンの分泌を正常にする事が期待できますね。
 
 
また、腸は卵巣や卵管、子宮の後ろにある臓器です。
 
 
腸内環境が悪化し、便秘になると腸には不要な便が溜まり、卵巣や卵管、子宮を圧迫してしまいます。
 
 
圧迫された卵巣や卵管、子宮の場所によっては血流量は減ってしまいますので、質の良い卵子が育たなかったり、排卵時には卵管が通りにくかったりしますし、便秘によって受精しにくい状況になっている可能性もあります。
 
 
それだけでなく、腸内環境が悪化すると腐敗なガスが溜まってしまいます。
 
 
特にいつもお腹が張っている感じの人はガスが溜まっている事が多く、全身に腐敗ガスが再吸収され、細胞の劣化、酸化や老化を引き起こしてしまう事も考えられます。
 
 
その影響が卵子の質にも影響を与えたり、子宮の機能を低下させているということも十分考えられるんです。
 
 
 
そしてもう1つ、腸は免疫細胞のおよそ7割が集合している特殊な臓器です。
 
 
免疫細胞が正常に働くことで体は健康を維持することができます。
 
 
生命力があるとはこの免疫力、自然治癒力がある事と言い換えることができるんです。
 
 
自分の生命力が弱ければ子孫を残す事はできません。免疫力、自然治癒力に溢れているからこそ子孫を残す事ができます。
 
 
腸内環境が悪化していれば免疫機能は当然、低下してしまい、その結果、体は健康な状態を維持できないので質の高い卵子は育たなく、妊娠も成立しにくい体質になってしまうと考えられるんです。
 
 
 
 
そこで重要になるのが腸内環境の改善、腸内センサーの維持管理と言うわけです。
 
 
せっかく自然に備わっている有害物探知機があるのだからフル活用していきましょう。
 
 
フル活用する為にも大切になってくるのがメンテナンスですね。
 
 
すぐに始めれるのが着色料、香料、保存料、
 
それらを極力排除した食生活。
 
 
簡単な所では調味料の見直しです。
 
 
スーパーで特売で売ってるような醤油風調味料はダメですよ。
 
 
「さ・し・す・せ・そ」は質の高いものを選びましょう。
 
 
とくに原材料の表記には気を付けて下さい。
 
カタカナが多いもの、知らない単語が多いものは避けてみて下さい。
 
 
 
そしてデトックスとしてはファスティングがおすすです。
 
 
 
 
妊娠しやすい体への体質改善にはネットや本から知識を入れるだけでは何も変わりません。     
 
 
知識を得たら必ず実践、行動して質のよい卵を育てていきましょう。

陰陽からみた種まきのタイミング

体質改善してますか?     
 
 
青葉区市ヶ尾の鍼灸院 妊娠しやすい体質への改善、マタニティから産後ケア、女性の健康と美容のライフサポートをする いとう鍼灸院 伊藤です。     
 
 
 
本日のお話は『陰陽からみた種まきのタイミング』
 

コラム 陰陽からみた種まきのタイミング.png
 
ずばり、子づくりは夜の11時までに済ませるとよいかも。
 
 
妊娠しやすい体作り、体質改善の目的とは卵子の質の向上ですが、タイミングを取らなくては勿論、妊娠はしませんよね?
 
 
排卵のタイミングは排卵チェッカーを上手く活用してもらいたいですが、最適な時間ってあるの?
 
 
いつタイミングをとるのが効果的なのか、東洋医学の陰陽論から最適な子づくりのタイミング(時間帯)を考えてみようと思います。
 
 
陰陽には時間帯の変化あります。
 
 
私たちが何気に過ごしている、1日の中にもそのエネルギーはしっかり影響しています。
 
 
簡単に分けると昼間は陽、夜は陰になります。
 
 
そして、それをもっと細かにすると
 
 
2時~6時 陰中の陽
 
6時~12時 陽中の陽
 
12時~18時 陽中の陰
 
18時~2時 陰中の陰  
 
 
と現す事ができます。
 
 
子作りを考えた時の陰陽では
 
 
陽の極みに咲く花が受粉した時、『陽の中に陰』が生まれ、
 
 
陰の極みで地中に落ちた種に『陰の中の陽』があらわれると発芽、伸展へと向かう。
 
 
と表現されます。
 
 
陰陽論では陰の中にも陽に移行する為の陽があり、陽の中にも陰に移行する為の陰があるんです。
 
 
そして陰は種まきの時期、陽は発芽の時期と考えられます。
 
 
1日の中では午前0時を過ぎると転陽すると言われています。
 
 
しかし、実際にはその1時間前の午後11時には陽への転化が始まっているので、種まきは夜の11時までに済ませることが必要と言えるんです。
 
 
この事から転用の始まる11時過ぎは発芽の時期に入るので、陰陽論的には11時を過ぎての子づくりでは遅いというわけですね。
 
 
勿論、夫婦のコミュニケーションをとる時間帯がどうしても遅くなりがちな現代社会ですが、健康の事を考えても時間を意識してみるのも必要です。
 
 
是非、早めに夫婦の時間をとってみてくださいね。



妊娠しやすい体への体質改善にはネットや本から知識を入れるだけでは何も変わりません。     
 
 
知識を得たら必ず実践、行動して質のよい卵を育てていきましょう。     




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