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院長のひとり言 スキンケア: 2014年9月

化粧品の役割

スキンケアに欠かせない化粧品ですが、お肌のどこに対してのケアか皆さんはご存知ですか?

基礎化粧品とは洗顔料(洗顔用化粧品)、化粧水、美容液、乳液、クリームといった皮膚を健康な状態に保ち肌質自体を整える事を目的とする化粧品を指します。

化粧品の目的は角質のケアといえるかもしれません。

角質層はターンオーバーによって排泄された言わば死んだ細胞なので自分で栄養ができません。
その為に外部から栄養補給をしてあげるんですね。

エイジングケアには欠かせない基礎化粧品ですがこれだけをつけていれば美肌、美白になるかと言うとちょっと違います。

一般的にメラニン色素をつくりシミなどの発生に大きくかかわるメラノサイト(色素細胞)は深部ながら表皮層内に存在する為にシミの予防に化粧品は効果があります。
けれど根本的な原因(メラノサイトを刺激している要因)をしっかりと改善しなくてはその場しh¥のぎになってしまうのも事実です。

あくまで予防であって隠れジミなどのターンオーバーの遅れによって出来ているものには効果がありません。


真皮層の変性が大きな要因とされるシワも同様に化粧品が働きかける事ができる範囲を超えている為にシワ予防の効能を有する事は化粧品には許されていません。


化粧品はあくまで医薬部外品、どんなに高級な化粧品や成分が良いものでも医薬品ではないのです。


そしてもう一つ、皆さんは漠然と化粧品をつけていませんか?

基礎化粧品事態にも役割があります。

基礎化粧水の最も基本的な役割は肌の天然保温因子を補い、上皮の水分を保ち乾燥を防ぐ事にあります。
お肌は日常生活での環境要因の影響で水分不足になったり油分不足になる為、肌に水分補給をします。

乳液は水分と油分のバランスを整えます。角質層の正常でトラブルのない肌を作る為に乳液で肌表面に薄い膜を作るんです。

クリームは栄養分を閉じ込めるふたの役割。これが外部からのバリア機能になります。

状態に合わせたスキンケアで一歩進んだキレイを目指しましょう。

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