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HOME > 院長のひとり言 > 妊活中、お尻の冷えを意識していますか?
院長のひとり言
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妊活中、お尻の冷えを意識していますか?
妊活中はしっかり冷え対策しているはずなのに、トイレに行った時、お風呂に入る時などに自分のお尻が冷たいことに気づく方もいるのではないでしょうか。
考えられる原因はいくつかあるんですが、まずはお尻の筋肉量が少ない、骨盤が歪んでいる事が挙げられます。
え?私のお尻は大きくて、それがコンプレックスなんて人もいるかもしれません。
その人は骨盤が開き気味だったり、筋肉量が少なく脂肪量が多いのかもしれませんね。
まずお尻が冷えやすい人は骨盤の歪みが原因として考えられます。
姿勢の悪さ、足を組む癖などにより、骨盤が歪むと、それに伴い、骨盤が開いてしまいます。
骨盤が開くと筋肉の動きが悪くなり、脂肪が溜まりやすくなるので、必然的にお尻も大きくなってしまうんです。
また、骨盤は通常左右対称ですが、歪みが生じると、身体全体のバランスやお尻の周辺の筋肉のバランスが崩れるため、むくみやすくなったりします。
さらに、内臓の位置が下がってしまうため、血液やリンパの流れが悪くなり、老廃物がうまく排出されなくなったり、新陳代謝が落ちてしまうため、冷えやすい体になってしまいます。
次に筋肉と脂肪のバランス。
お尻には大臀筋という大きな筋肉もありますが、知っての通り、脂肪も多くついている場所です。
もともと脂肪は冷えやすく、また冷えている箇所に脂肪がつきやすいとされているため、筋肉がすくないお尻は冷えの悪循環に陥っている可能性があります。
もう1つはデスクワークなどで長時間座った姿勢でいることで、お尻の血流が圧迫されて巡りが悪くなってしまう事が考えられます。
お尻は、毛細血管がたくさん集まっている部分であるため、長時間の血行不良になると、冷えを起こしやすい部分です。
デスクワークでほとんど座りっぱなしの人は、お尻は上半身の重さをじっと受け止めつづけ、その状態ではお尻が潰れてしまっています。
潰れたお尻の血行は悪くなり、冷えて血液循環が悪くなったお尻には脂肪がつきやすくなり、ついた脂肪は落ちにくくなり、もっと冷えてしまう、という悪循環にも陥りがちです。
また、座ったままでは運動量も下がるため体全体の巡りが悪くなり、足元は靴下などで改善しても、一番圧迫されるお尻が内側から冷えてしまう場合があるのです。
女性は男性よりもお尻に皮下脂肪がつきやすいものです。
脂肪は冷えやすく、温まりにくいため、体のほかの箇所に比べてびっくりするほど冷たくなっていることが多いのですよ。
お尻が冷えているという事は、コアの筋肉のひとつである骨盤底筋群が冷えているということでもあります。
この骨盤低筋群が冷えると、大切な子宮や卵巣の血行不良が起こり、生理痛やPMS(月経前困難症)などのトラブルを招く要因にもなってしまうんです。
勿論、妊活をしている人にも直結する問題です。
その負の連鎖を断ち切る為には冷たくなっているお尻を温める、冷えない環境、冷えにくい体を作るしかありません!
実はお尻の筋肉を鍛える事で内臓を循環している血液量を増やす事ができるんですよ。
妊娠に大切な卵巣や子宮は骨盤内臓器と呼ばれ、その周りをお尻の皮下脂肪と筋肉が骨盤を包み込んでいます。
お尻の筋肉、脂肪が冷えて骨盤を締め付けると血液循環やリンパの流れも悪くなり、結果的に卵巣や子宮に行く良い血液の流れにも影響を与えてしまいます。
運動不足 → 血行不良 → 冷え性 → 代謝の低下 → 老廃物が滞る
このような悪循環を繰り返すことにより、卵巣や子宮機能の低下につながってきてしまいます。
では日常的にどのように意識していくのか。
お尻をキュッと締めるように力を入れると、お尻の筋肉を使うので、お尻の筋肉を引き締めていくのに効果的です。
また、自然に腹筋にも力が入るため、普段の姿勢も良くなりますよ。
お尻に力をいれながら全ての行動をする。
電車で立って乗る、車の運転中もお尻を締める、家事する時、身支度をする時など、毎日の習慣に取り入れると取り組みやすく続きやすいと思いますよ。
また、日常的についつい楽しようと、エスカレーターやエレベーターを使ってしまいますが、お尻が冷えている人は階段を使うように心掛けましょう。
階段を上る時のポイントは、かかとまでしっかりつけること。
かかとまでつけて階段を上がることで、お尻の筋肉が十分に使われ、より効果的です!
筋トレでは相撲スクワットがおススメ。
四股踏みの容量で広めにスタンスを取ってやってみてください。
お尻は、筋肉量が多い部分なので、鍛えれば鍛えた分だけ、効果が見えやすい部分ですので、モチベーションも保ちやすいかと思います。
参考にお尻冷えを改善していきましょう。
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(ホリスティック鍼灸サロン Wiz) 2018年9月 9日 14:11