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HOME > 院長のひとり言 > 睡眠負債が卵子の質を落とす
院長のひとり言
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睡眠負債が卵子の質を落とす
卵子の質を決めるのはミトコンドリアの量と質。
睡眠不足はミトコンドリアの量と質を落とす原因ともいえるんです。
実際、体外受精の成功率と睡眠を関係づけたデータもあるんです。
これは受精後の胚盤胞発生率、ならびに得られた胚盤胞の質(良好胚盤胞)が睡眠の質に応じて段階的に低くなる傾向が認められた。というものです。
つまり、睡眠の質は卵子の質に大きく影響を与えているということです。
これは男性にも言える事。
アメリカの生殖医学会の年次学会の研究結果では、男性の1日の睡眠時間が6時間未満である場合、パートナーの妊娠率は43%低下するというデータも発表されています。
あなたも知らず知らずに睡眠負債になっていませんか?
1日30分の睡眠不足の積み重ねが睡眠負債となってしまっていると言ったら?
睡眠負債とは睡眠の量を借金にたとえた表現なんですが、毎日のちょっとした睡眠不足が少しずつ溜まっていき、やがて債務超過に達すると体に様々な症状を引き起こすという事を表現しています。
お金も最初のうちは借入額が少ないと気が楽ですが、放っておくうちに返済できなくなり、やがて家計が破綻してしまいますよね。
睡眠の負債も同じ事で、長期にわたって睡眠不足が続くと、脳と体が受けたダメージを修復する時間はなくなります。
睡眠時に回復されずに残った疲労やストレスは少しずつ体細胞を破壊し、気づかない内に不妊体質になってしまう事も。
睡眠はレム睡眠→ノンレム睡眠→レム睡眠と繰り返していきます。
このうち、はじめに訪れるノンレム睡眠時にホルモン分泌が活発に行われます。
この時に放出される成長ホルモンは女性ホルモンの分泌を調整する働きを持つため、非常に重要だと考えられるわけです。
成人前の女性(とくに第二次成長期)において、黄体ホルモン(LH)は睡眠中に分泌量が上がることで知られています。
また、重要なポイントとなるのがメラトニンという睡眠ホルモンです。
松果体ホルモンであるメラトニンは、内分泌作用だけでなく体を酸化、劣化させている活性酸素などのフリーラジカルを消去する抗酸化作用があることも知られています。
抗酸化作用のあるとうたわれているサプリメントを購入するより、睡眠時間を10分でも20分でも増やす努力の方が大切です。
睡眠時間を確保する事が結果的に卵子の質を保つ、より高めるためには必要という事になりますからね。
では具体的にはどのぐらいの睡眠時間が必要か。
現代人の睡眠のスイートスポットは7~9時間のあいだで、これより少なすぎても多すぎても体には大きなダメージが出ると言われています。
何も必ず8時間の睡眠を取らなくてはいけない、というわけではありません。
しかし、今迄の睡眠の負債が大きければ疲労の蓄積も大きくなっているわけですよね。
目覚ましをかけずにどのぐらい寝れるか、自分が眠気もなくスッキリ起きられる時間がどのぐらいなのか。
まずは休みの日を使って試してみて下さい。
何か気づきがあり、少しでも妊活の助けになれば嬉しいです。
(ホリスティック鍼灸サロン Wiz) 2018年10月20日 16:07