院長のひとり言

保険適用でも不妊治療を焦って受けちゃいけな理由3選

保険適用でも不妊治療を焦って受けちゃいけな理由3選



はじめに

保険適用になったら不妊治療を受けようと思っているあなた!!

今のまま、不妊治療を受けるのはちょっと待って下さい!

不妊治療の適応、不適応は理解していますか?

妊娠する為には3大関門があります。

そして不妊治療は第1関門のみの突破です。




その1
受精の問題

まずはここですよね。

卵子が育たなかったり、精子と卵子が出会い、受精しなければ次に進めません。

不妊治療で行っているのはここの技術的サポートです。

不妊治療を受けているだけでは妊娠しにくいのも第1関門突破のサポートだけだからなんです。




その2
着床の問題

無事に卵子と精子が出会ったら、次の関門にぶち当たります。

それが着床。

ここからは不妊治療のサポートはありません。

卵子自体のエネルギー、質の問題が影響してきます。

着床が安定するまでは卵子自体のエネルギーがなければ妊娠にはつながりません。

不妊治療では解決できない卵子自体の問題です。



その3
着床の継続の問題

最終関門は着床の継続。

よく言われる安定期までいけないのも実は卵子自体のエネルギー不足。

胎盤は妊娠15週頃に完成しますが、それまでは元々の卵子のエネルギーに依存しています。

受精はできる卵だったけれど、胎嚢確認、心拍確認ができないのは胎盤が完成するまでの卵子のエネルギーが足りかったから。

ここも不妊治療を受けているだけでは解決できない問題です。






まとめ

妊娠する為の3大関門とは

・受精の問題
・着床の問題
・着床の継続の問題

どの段階でつまずいているにしても、やる事は「卵質改善」しかありません。




不妊治療が保険適用となっても、妊娠まで関門は変わりません。

しっかり理解して治療に臨まなければ3つある関門を全て突破する事はできません。

あなたは3大関門の突破の為にどんな妊活をしていますか?

次回は不妊治療の保険適用で不妊率が上がってしまうかも!?と言う事をお伝えします。




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