院長のひとり言

OK妊活でのセカンドオピニオ

妊活、不妊治療をする上で子宮筋腫、卵巣嚢腫は必ず不妊専門のクリニックで検査して下さいね。

理由は本当に不妊の原因になっているのか、それは一般の婦人科、総合病院だけで判断できないからなんです。

もし、一般の産婦人科で診断をうけたとしたら、必ずセカンドオピニオンをとって下さい。

地元の病院ではなく、不妊専門クリニックでの検査をオススメします。

専門クリニックでなければ卵巣嚢腫や子宮筋腫が不妊の原因になっているのかはわからないからです。

もし、不妊の原因にならないのに手術をした場合、卵胞が育たない、癒着を起こすとかしてしまう事もあるんです。

筋腫、チョコレート嚢胞、水腫などでも不妊に関係ないものも多いんですよ。

触らなくても良い事もあるんですが、病院側からすれば何かあれば対処しなくてはならない、なにもせずに帰すとかはできないんです。

例えば水腫。
水腫があるのは正常の状態ではないですよね。

だって通常では水腫はないのだから、それって異常でしょ?ってな具合に。

けれど、水腫があるから卵子が育たないとかはないんです。
よほど血腫でなければ卵子は育つんです。

また、チョコレート嚢腫と診断を受けてる人も多いですよね。

しかしチョコレート嚢腫が悪さをしている場合であっても卵巣は切りたくないですよね。
将来、卵になるものがありますからね。

できればアルコール固定で行きたいですよね。

これは不妊専門クリニックでなくては出来ない事が多いんです。
しかも、クリニックによってレベルの差も大きいんです。

クリニックと心中する必要もないですし、1日100人近い外来のあるクリニックであれば1人1人はカルテ上でしか把握してませんからね。

気まずいとか思わずに是非セカンドオピニオンはしっかりとって病院のやり方を比較してみてください。

参考にしてもらえると嬉しいです。


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