院長のひとり言

枕が高すぎてませんか

みなさんは寝ている時の姿勢、枕の高さって意識していますか?


そんな事言われても、寝ている時なんだから意識できないよって思っていませんか?
寝ている時の姿勢は枕の高さでもかなりの違いがあるんです。

みなさんの枕の高さは何センチ何でしょう。
高いのが好き、低いのが好き、いらないなど様々ですよね。

僕は後頭部と背中が水平になる高さをお勧めしています。
これはかなり低いと思います。

枕に頭をうずめた時に高さが1㎝あれば十分ですから。

枕が高いとなぜ悪いのか。

枕を高くする事で、首が真っ直ぐに伸ばされ、頸椎にひずみができてしまうからです。
一般的にストレートネックと言われる人たちは枕を高くしたがる傾向にあります。
そのほうが楽に感じてしまうからなんです。
けれどこれでは自分で首を真っ直ぐな状態に矯正しているのと同じです。極力低い枕に慣れていく事が大切です。


では低い枕のメリットは何でしょう。
1 首が上を向かないので口呼吸にならない。
  口呼吸になると扁桃腺の弱体化がおき、免疫が落ちます。この為、口呼吸の防止は重要です。

2 肩に圧迫が入らないので四十肩、五十肩の予防になる。
  枕が高いと首、肩に重力、自重がかかり関節を痛めやすい。この為に圧迫されない姿勢が大切です。

3 首が前に出ない首が前に出ない → 猫背にならない、高齢者では腰が曲がらない。
  枕が高いと首が前に出てしまい、結果、猫背や腰が曲がった状態を作っていしまします。この為に首を高く、前に出さない事が必要なんです。

4 脳血流量が下がらない。
  枕が高いと脳に行く血管が圧迫を受け、脳、顔まで血液がしっかりいきません。この為にお顔に栄養を行かせる為にも枕を低くする事がカギとなります。


睡眠は肌にとても大切です。
質のいい睡眠をとり、枕を低くする事で血液をしっかりと顔まで巡らせ、ターンオーバーの促進、老廃物の排泄も促せます。
いきなり枕を買い換えるのはちょっとという人はタオルを折りたたんで、頭と背中が水平になるくらいの高さに調節してみて下さい。

今日から低い枕にしてみて、エイジングケアであなたのキレイを目指しましょう。


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