院長のひとり言

人工授精にするか、体外受精にするか

人工授精にするか、体外受精にするか



よく一般的にステップアップ、ステップダウンという事が言われていますよね。

人工授精が上手くいかなかったら、体外受精にステップアップ。

体外受精でなかなか上手くいかなかったら人工授精にステップダウン。

でもこの考えって間違いです。

人工授精は人工授精の適応があり、体外受精は体外受精の適応があるんです。

どっちかで上手くいかなかったから方法を変えるというのではダメなんです。

また、年齢や治療の回数も関係ありませんからね。

なので、ステップアップを推奨している病院はあまりオススメできません。

ステップアップについてはメルマガや講座の中で詳しくお話しています(あまり大っぴらに言えないものなので)。

人工授精の適応は頸管粘液の不足の場合のみ。

それ以外は適応じゃないですよ。

と、言うことは選択肢って体外受精かタイミングかしかないんです。

病院で治療を受けるなら体外受精。
体外受精を受けないならタイミング。

これ以外に裏技的なものとして、タイミングが取れない、旦那がレスなんて場合はセルフシリンジ法(自分たちで行う人工授精)もありますよ。

とは言え、妊活を始める、不妊治療を始める際に必ずご夫婦でこの方向性の確認はしておいてくださいね。


参考にしてもらえると嬉しいです。

質問、疑問はメールでもコメントでもOKです。





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