なかなかいい卵に巡り合えない。
卵胞が育たない原因って色々とありますよね。
年齢による卵巣機能の衰えや、排卵誘発剤の多用、卵巣嚢腫や子宮内膜症といった外部要因も考えられます。
体質改善せずに病院の治療を受けると不調のあった部分は変わらない、もしくは悪化してしまう事もあり得るんです。
採卵ができない、排卵が安定しないのは今の体の状態からのメッセージなんです。
排卵が早いのは次の排卵に備えたいという体からのメッセージ。
排卵が遅いのは成熟するまでに時間がかかる為にじっくり育てなきゃいけないという体からのメッセージ。
そう、体がその卵の状態に合わせて排卵期は決めていると考えられるんです。
その為、採卵しようとしても未熟とか、空胞、排卵しちゃったとかはその時の体の状態なんです。
また、あといくつ採卵できるの?
確かに、その数も気になりますよね。
AMHが低い人は尚更、数より質を重視することで妊娠率を上げて欲しいと思っています。
質の良い卵子が1個でもあれば、胚盤胞まで成長する確率も上がり、結果的にグレードの良い胚を移植することができます。
採卵できる数より、いかに良質な卵子に出会えるかが体外受精を成功させる鍵となりますよ。
体質改善で本当に卵子の質が上がるの?って思う方もいると思います。
けれど、妊娠しやすい体質になろうと取り組むと必然的に健康的なライフスタイルに近づくことになりますよね。
これが重要な事。
こどもをつくる、子孫を残すって事はその人の遺伝子を後世に伝える事です。
健康的な遺伝子を残そうとするのが生命の本質ですよ。
また、健康体になって赤ちゃんを授かることができれば妊娠中・産後も健康に過ごすことができ、体力勝負といわれる育児の負担も軽くなるんです。
けれど、現状なにもせずにホルモン療法を受けていたり、人工受精を繰り返すだけでは妊娠に近づくどころか、体を酷使してしまいます。
採卵がうまくいかないのは体からのメッセージ。
しっかりキャッチして体質改善を進めて下さいね。
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