院長のひとり言

貯卵に弊害は?

貯卵に弊害は?



年齢が行けばいくほど採卵のチャンスがあるうちに、なるべく卵を採りたい、貯めておきたいと思いますよね。

体内に残っている卵巣が動かなくなるのが先か、気力体力財力が尽き果てるのが先か。

実際、妊活をしている期間も年齢は重ねているので凍結胚が残っていることが、ある意味精神的な支えになっているのも事実ですよね。

けれど、完全自然周期での採卵以外、採卵をする時ってどうしても薬を使ってしまうんです。

ホルモン剤を使っての採卵では次の周期、次の次の周期の卵の質は落ちてしまう事が多いとも言えるんです。

薬を使用して連続貯卵をしていると薬の影響をもろに受けるという事です。

という事は毎度お伝えしているように1つ1つの卵子の質は落ちてしまうという事。

薬を使うなら連続での採卵はあまりオススメできません。

薬を使っての採卵をしたなら、その後できれば3周期はしっかり体を戻す為に体質改善に取り組んで欲しい。

そこで、体質改善が進めば次の採卵の際にも多少のホルモン剤を使っていたとしても耐えられる卵の質に持っていけるからなんです。

また、AMHはあくまでも今の体からしたらという予測の値だったりします。

体を変える事、根本を見直す事が遠回りに見えて確実な妊活なんです。

妊活は

・焦らない
・急がない
・無茶しない

結局は、それらが一番の近道になんです。

妊活の本質は体質改善なわけだから、その主人公は体になるんです。


参考にしてもらえると嬉しいです。






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