妊娠するなら痩せすぎにも注意なんです。
女性が子供を産むために必要な機能の一つとしてあるべき生理。
近年、痩せすぎな女性が増えており、妊娠力が低くなっているとも言われています。
その結果、妊娠適齢期である30代なのに閉経してしまったり、無月経になってしまったり、不順になってしまったり、また生理はきているのに無排卵になってしまったりすることもあるんです。
個人個人で適正な体重、体脂肪は違いますが、目安としてどのくらいのレベルになると生理に異常をきたすのか。
標準体重の85%以下ということを一つの基準として考えられています。
また、月経に異常をきたしてしまう要素として体脂肪率が20%以下という条件もあるんです。
これ以下になってしまっているとホルモンの分泌のバランスが悪くなり、正常な生理周期を乱してしまうと考えられています。
この分泌バランスを正常に戻すためにはまず「体重を適正体重まで引き上げてあげる」事が必要。
とはいえ、自分では食事制限など特別しているつもりもないし、無理な運動もしていない方にとっては、どうやって健康的に太れるかということになってきますよね。
できれば体重を増やしたいけど、脂肪では太りたくないし、どうしたらいいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
そもそも、太れない人は胃の消化力が弱く、たくさん食べられない(小食、食べると気持ち悪くなる、肌が荒れる、腹痛・下痢になるなど)事があります。
また、胃腸の吸収力が弱いから、食べても腸が未消化のものはうまく栄養を吸収してくれない。
この2つが原因の事が多いんです。
そのため、まずは腸内環境の整備、食事自体の見直しが必要なんです。
何を、どのぐらい、どの時間帯に、食べているのかを把握しましょう。
腸内環境を整える為には水飲み、ファスティングがおススメですが、太れない人に無理なファスティングは必要ありません。
それよりも発酵物を積極的に食べたり、添加物を入れない習慣付けが大切です。
そして、その上でやるべき事は運動。
運動量を全体的に増やす事で自然とお腹が減る、食事量が増える事が大切なんです。
また、無理に太りやすい特殊なプロテイン、サプリメントを使う必要はありません。
勿論、補助的に使う事はOKですけど、食事自体の見直しをせずに、置き換えをする事はおススメできませんからね。
適切な体重にすることで妊娠率もあがるわけですから、体重を増やす事も卵子の質の向上につながるんですよ。
参考にしてもらえると嬉しいです。
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