院長のひとり言

そもそも妊活とは?

そもそも妊活とは?



基本に戻って妊活について考えみたいと思います。

皆さん、妊活って何をしていますか?


基礎体温を測る?

葉酸を飲む?

ホットヨガ?

抗酸化力がある物を食べる?

トマトジュースやルイボスティー、ザクロジュース?

大豆プロテインやサプリ?

水素風呂?

パワーポット巡り?

などなど…


色々ありますよね。

けど、これらって単品扱い、これがいいから〇〇を取るって考え方は根本的には間違い。

まずは根本。

妊活=体質改善=卵質改善

で、卵質改善の為の3本柱が運動、食事、睡眠なわけです。

これはどれが足りなくても効果的ではなく、
掛け算。

運動×食事×催眠

どれが0でもダメですよね。

運動習慣がないなら運動量を増やす。

食事が乱れたりしているなら食生活の改善。

睡眠が足りないなら睡眠の量と質を上げる。


人が人として生きる為に必要な要素って極端に言えばこれだけなんです。

けれど、これのどこが乱れていた積み重ねが体と心のバランスを崩して、妊娠する為の体と心の準備が足りない状態になっている。

で、なぜ不妊治療を受ける前、受けている時も体質改善が必要なのか。

妊娠ってなんだと思いますか?

子どもを産み、育てる。

これって次の世代に命をつなぐって事ですよね。

次世代に残す遺伝子かどうかを問われているわけです。

妊娠に至らない原因って1つではないですよね。

それは多嚢胞性卵巣であれ、チョコレート嚢胞であれ、卵巣嚢腫、子宮内膜症や子宮筋腫であれ、これらにもなった原因、それを作った背景、環境、歴史があるわけです。

でも突き詰めれば卵子の質の問題が1番大きい要因。

それを改善せずに今出ている症状にだけフォーカスして不妊治療や妊活をしていても、うまくいかないことが多いんです。

子どものために出来ることって自分の体の改善なんですよね。

鍼灸が何故、不妊の方を妊娠に導くお手伝いができるのか。

これは今出ている症状だけでなく、全身の状態を整える、自分の治癒力であったり、免疫力であったりを発揮しやすい環境作りができるからなんです。

病院で不妊治療を受けてつくるではなく、自分で授かる体作りを常に意識してください。

体作りをしてからの体外受精と、しないで受ける体外受精では結果が違いますからね。


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