受精卵の成長スピードと流産の可能性は関係があるんです。
体外受精を受ければ、分割胚移植、胚盤胞移植に関わらず受精卵の成長具合をチェックしますよね。
この際に受精卵の成長が遅いと流産率は上がるという傾向にあります。
逆を言えば、着床できない、成長できない卵だったので成長が遅いと言えるんです。
この場合、病院側としては出来る限りの事はしなくてはいけない為に黄体ホルモン補充(膣座薬と錠剤)などを続けますよね。
うまく育ってないからP4は上がっているし、この場合は薬をやめた途端に下がってしまいます。
こういった数値もうまく上昇しないのもやはり、受精卵の質がよくなかったといえるんです。
このような受精卵を無理に移植しても着床しない事がほとんど。
なので無理に上げても仕方ない事もあるんです。
実際に画像でみた場合に受精卵の形は綺麗、フラグメントもなく、グレードもよい!
それでも受精しない事も…
これが目に見えない卵子の質も問題と言えるんです。
1つとして、不妊治療を低刺激、無刺激でやる場合、胚盤胞まで育てるのは不要な移植を避ける為に必要な時もあります。
胚盤胞にいくかどうかは卵の状態次第なところもありますが、初期流産をしないようにするんであれば胚盤胞まで育てるのもありなんです。
この場合は新鮮胚移植でいいし、自然採卵でいいと思いますよ。
とは言え、不妊治療を受けるなら、妊娠を意識したのなら体質改善、卵質改善はやって欲しいんです。
その上で1つ1つの卵子を大切にして、不必要なホルモン補充や検査は避けて欲しいと思います。
元々の1つの卵子のエネルギーを10とした場合、そのエネルギーをホルモン補充によって無理矢理作った卵子に分けるわけです。
10のエネルギーが受精、着床に必要なはずなのにそれをわけてしまえば1個1個の質は落ちてしまうんです。
不妊治療って結論を急ぎ過ぎない事が大切なんです。
急がず、焦らず、無理をしないが鉄則。
体に無理な事をすればそれはリバウンドとなり、より悪化していまいます。
これはダイエットをやった事がある人はよくわかるのではないでしょうか。
過度な運動や食事制限をして痩せると、一時的に結果は出るかもしれませんが、リバウンドしてより太り、痩せにくくなってしまう。
これと一緒ですね。
このような事って病院では教えてくれないし、卵質改善の為の妊活をどのように進めていくか、本当に妊活のやり方があっているのかって疑問もありますよね。
是非、知識を得る為にも講座に足を運んでくれると嬉しいです。
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