子作りの為だけのセックスになっていませんか?
子作りは自然の営みの延長線上にあるものです。
単にタイミングを取ればいいとか、不妊治療を受けているだけでは上手くいかない事も多いんです。
実は脳の刺激も大事な要素になってきます。
セックスはカップルの心の交流。
西洋医学的に生殖器だけの問題として捉えると大きな間違いなんです。
特に女性は前戯や雰囲気も含めて、セックス中の興奮って高まりますよね。
これは脳の前頭葉、中枢性の性的興奮になります。
前頭葉とは思考、感情、性格、理性などの中心部。
ここを通って大脳辺縁系にある性的中枢に伝わるんです。
初めから子作りだから、今日はタイミングの日だからという意識では脳の性的興奮が冷め、妊娠力が低下してしまいます。
病院で排卵チェックをして、そろそろ排卵だからタイミングを取ってください。
この指示に従ってだけセックスをしますか?
セックスをするから女性ホルモンが整うのではなく、性欲が高まるから女性ホルモンが整ってくるんです。
女性が感じる事、イク事もとても大切な要素になりますよ。
毎回、セックスで幸福感を感じていますか?
女性は性的興奮が高まるとオキシトシンと言うホルモンの分泌が高まります。
別名、幸せホルモン、愛情ホルモンと呼ばれるものです。
オキシトシンが分泌されると、恐怖、不安、イライラなどのネガティブな感情が薄れるんです。
不妊治療を受けていると漠然とした不安やパートナーに対する苛立ち、自分への嫌悪感を抱いく人も少なくありません。
2人の間にできる子供を作ろうとしているのですから妊活の事で喧嘩ばかりだったり、1人でストレスを抱えてしんどくなって欲しくないと思います。
その為にも改めてパートナーとのスキンシップを取ってみて下さい。
物は試しです。今日から毎日30秒のハグをしてみてください。
それだけでオキシトシンの分泌が高まり、1日のストレスの3分の1が取り除かれると言われています。
また、感謝を伝えるほどにオキシトシンは分泌が増える事もわかっています。
感謝を伝える事でパートナーとのつながりが深まり、幸福感が増すんです。
日々のスキンシップ、感謝を伝える事で子作りの為のセックス、タイミングではなく、夫婦の営みとしてのセックスにしてみてください。
参考になれば嬉しいです。
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