院長のひとり言

冷えの性質②

体の内が冷え、外に熱がたまっている場合。
 
ほてりって言われる状態です。
表面に熱がたまっているので体が熱く感じます。
 
だからと言って身体を冷やすと冷えは内に向かう性質がある為、体の中に入っていきます。 すると体内と体表の温度差がますます大きくなり、ほてり感はより強くなってしまいます。
 
お腹などは表面的には冷たくないのに押してみると奥は冷たいという人が多くみられます。
 
また冷え症の方は慢性的に冷えがどんどん内へ入り込んでいる為に表面も冷えていますが、深部はより冷えているという場合もあります。
 
慢性的な冷えは免疫力の低下だけでなく、不妊の原因、病気の原因ともなっていきます。
 
寒い時に厚着をしたり、お風呂で体を温めても、表面的には温かくなったがすぐに冷めてしまう人。芯が冷えたままの状態なんです。
 
深部体温が低い人、体の芯から冷えている人には熱を与えることが必要となります。
 
 
しかし長年の蓄積からくる冷えはやっかいです。
 
しっかりと芯から温めていく事が重要になりますよ。

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