卵質改善の為の運動は楽にできるものでは足りない、卵質改善の筋トレは筋肉痛が出るぐらい追い込んで欲しいと思っています。
健康維持であれば、そこまでやる必要もないのかもしれませんが、体を変える、今までの悪習慣を変えて、妊娠体質に最速でなる為には必要なプロセス。
とは言え、今まで運動をしていなかった人にとっては本当につらい。
スクワットを始めれば膝が痛くなり、長時間のウォーキングをしたら腰が痛い。
腕立てや腹筋は1回もできないし、筋トレは大嫌い。
わかります。
わかるけど、大嫌いだからとやらずに後悔を繰り返して欲しくないんです。
やる事はシンプルなんだけど、1人では中々続けられない。
だから僕らはサポートとして妊活支援をしているんです。
体の治療もその1つ。
今回は治療家っぽく、ランニングでの腰痛を取り上げてみたいと思います。
妊活をしている人で、ランニング中や終わったあとに、腰に違和感を感じたりしたことがあるかもしれません。
その違和感を見過すと、最終的には痛みにつながってしまうことがあります。
本来なら卵子の質を高める為、体を良くする為に運動をしているのに、痛みが伴っては体が辛くなり、続けられなくなってしまいますよね。
皆さんがわかりやすい体の構造的な側面から言えば、大きくは3つの要因が考えられます。
1.腰が反っているから
2.腹筋が弱いから
3.股関節が硬いから
ランニングで腰痛が出た人は思い当たる節があるのではないでしょうか?
それ以外にも色々とありますが、細かくなるので今回はこの3つをどのようにケアしていくかをお伝えしますね。
まずは1つ目の腰が反っているについて。
これは反り腰と呼ばれるもので、無意識のうちに腰を必要以上に反ってランニングを行なっている事が原因です。
腰を反りながら走ると、腰に負荷がかかり腰痛を引き起こしてしまいます。
人は加速する時に自然と腰が反ってしまう作りになっています。
腰を反ること自体は普通ですが、反りすぎると痛みに繋がります。
なので、正しい姿勢で腰を反らずにランニングする事が大切。
簡単な改善方法としては上半身を前傾させ、倒れないように勝手に足が前に出るようなイメージを持ってみて下さい。
体を前に倒すと転ばないように足が勝手に前に出ますよね?
これを繰り返すと自然と反りすぎずに走る事ができるようになります。
その際、腕も振れてくるのですが、その時に手の親指を進行方向に向けるようにしてみて下さい。
そうすると肩の関節が外に開き、肩甲骨の可動域も広がります。
2つ目の原因は腹筋が弱いために腰に負担がかかっている点。
腰痛の原因って腰回り、背筋が弱いからと考えられる方がいるんですが、腰痛は腰自体の問題よりも腹筋や臀筋、首の筋肉にあります。
腹筋が弱いと言う事はその分、ランニング中に腰が反る力に負けてしまい、必然的に腰が反ってしまうんです。
解決策は腹筋をつける事なんですが、ランニング前に腹筋をしてから走るのも予防にもなりますよ。
3つ目は股関節が硬いという問題。
ランニングは足の前後運動によって行われますよね。
この時、股関節が柔軟であれば腰の位置は一定のまま足を前後させることができます。
しかし、硬いと腰を反らなければ足を後ろに運ぶことはできないんです。
はじめに言ったように腰を反ると負担がかかって痛みがでてきます。
仕事がデスクワークで座りぱなしだと股関節は硬くなる一方、普段から股関節は柔らかくしておいて欲しいんです。
それには四股を踏む事がとてもオススメ、バランスを取る為の体幹、股関節の柔軟性をつける事ができますよ。
ランニングでの3つのポイント、気をつけてみて下さいね。
正しいポディショニングで運動をしなくては痛めてしまい、その痛みの回復に時間が割かれて改質を変えるのに支障がでてしまいます。
勿論、予防していてもどこかを痛めてしまうのであれば、それに対する根本的な治療も必要になりますので、施術家を平行して利用してみてくださいね。
少しでも正しい妊活の助けになれば嬉しいです。
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