院長のひとり言

昔から生理不順だと妊娠しにくいですか?

昔から生理不順だと妊娠しにくいですか?

なかなか妊娠しないと、生理不順が原因?って心配になりますよね。

結論から言えばそこは気にしないで大丈夫。

極論で言えば1年に1回しか生理が来なくても体質改善次第で妊娠はできているんです。

妊娠、妊娠継続に大切なのは生理周期よりも卵子の質、卵胞の育ち方になります。

なので、生理不順にフォーカスしないで下さい。


生理周期が乱れているから妊娠できないわけでも、卵子の質が悪いわけではありません。

ただ、生理不順になった理由がしっかりと考えていかなくてはいけませんよ。

実は生理が28日周期になったら妊娠できるというわけではないんです。

例えば、生理周期は28日でも高温期は短い人は卵胞の育ちはよくありません。

生理周期よりも排卵周期を把握する事が大切です。


では生理不順になった理由。

それは明らかに10代、20代の生活習慣。

運動、睡眠、食事のバランスを崩してしまっていたから。

では、食事の面から言えば、

学生時代、菓子パンばかり食べていたり、コンビニ弁当やお菓子を食べていた食習慣のツケなんです。

若い時はお金を掛けたくないから安い物で済ましていませんでしたか?

では何故、商品が安いのか。

添加物を多量に使っているからコストが削減でき、安い商品が作れるんです。

この添加物が体に借金として貯まっていった結果が体の不調、生理不順としてでてきていると思って下さい。

借金は返済しなければなりませんよね。

じゃあ誰に?

勿論、自分自身の体にです。


10年、20年かけて崩れてきたものですから何もしないで返済できるわけではありません。

利息もついてますよね。

これが体の劣化を招いているんです。

期間が短ければ返済も楽ですが、添加物の蓄積による細胞の劣化が長かったり、時間の経過と共に利息となる劣化が多ければ返済も大変になってきます。

妊活は長くやればやっただけ結果がでるものではありません。


誰しもができるだけ早く、妊娠したいですよね。

けれど、長年の蓄積はすぐに元に戻るわけではありませんし、人によっては何年もかかるかもしれません。

焦って、病院に行ってホルモン剤を使っても、サプリを飲んでもそれは対処療法であって、いままでの負債を返しているわけではありません。

今までの生活習慣を全てかえるぐらいの気持ちは持って下さい。


あれは、大変だから、これは楽だからという指標で妊活をしていませんか?

体質改善は全ての事を同時進行で行なって初めて効果が加速します。

あなたに今何が足りなくて、何が必要か。

改めて書き出して確認してみてくださいね。


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