交感神経が優位(戦闘モード)になると、「痛みに敏感に反応してしまう」「ストレスを感じやすくなってします」「ちょっとしたことでイライラする」などココロの面でも悪影響を及ぼします。
このことにより、自律神経は交感神経と副交感神経のバランスをちょうどよく保つことで、“ココロとカラダ”のバランスを整えているのですが、「バランスが崩れる=身体の状態を悪くする」につながってしまうのです。
心が乱れる
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自律神経が乱れる、組織が酸素不足になる
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筋肉が硬まる、内臓の動きが悪くなる
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体の回復が遅れる
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卵子の質の低下
では体質改善、卵質改善をする為にまずやらなくてはならない事、それは自律神経を整える事でありこの3つが重要
① 呼吸
② 温度
③ 言葉
① 呼吸
自律神経は自分でコントロールし難いのですが、唯一呼吸によって整える事ができます。
深くゆっくりと酸素を吸い込むことで、全身に新鮮な酸素が行き渡り血行が良くなります。そして心身ともにリフレッシュすることができるのです。
【やり方】
①鼻から4秒間、息を吸う
②7秒間、息を止める
③8秒間かけて口から息を吐き出す
④これを繰り返す。回数や時間を決めずに気がついた時になるのが続けるコツです。
② 温度
気温や体温の変化に対し、体温を一定に保とうと交感神経と副交感神経とが拮抗的にはたらくことは、自律神経が担っている体内環境を調節する役割の1つ。
日頃、交感神経優位になりがちな体に対して、37℃~39℃(微温浴)の入浴で精神、神経系の興奮を抑え、リラックスする事ができます。
自律神経のうち副交感神経を刺激する為、脈拍数が緩やかになり、胃液分泌は促進する効果もあるので毎日浸かりましょう。
【やり方】
① 浴槽に入る前には手や足先から十分にかけ湯をする
②37℃~39℃のお湯に最低でも10~15分入浴する
③お風呂に入る姿勢はみぞおちの下までのお湯につかる半身浴
④入浴前後は水分を十分(400~500ml)補給する
③ 言葉
ムカつく事を言われたりすれば交感神経が緊張しますし、優しい言葉、嬉しい言葉をかけられると副交感神経が働きリラックス、ハッピーになれますよね。
言葉は自律神経と深く結びついているんです。
では言葉を使って自律神経を整えるにはどうするのか。
【やり方】
①超簡単にできる事を言葉にする
例えば、コップを持つ、歯を磨くなど
②言葉にしたものは即行動する
③これを繰り返す