院長のひとり言

最近、性欲が落ちてませんか?

最近、性欲が落ちてませんか?

最近、相談を受ける事の1つに「タイミングをとらないといけないのはわかっているんですが、自粛生活が続いていて性欲が落ちているんです」と言う事があります。

実はストレスが続くと自律神経が乱れてしまい、脳の下垂体はストレス対策に追われる事になり性腺刺激ホルモンの分泌が後回しになってしまいます。

その為、女性ホルモンがうまく分泌されずに性欲が減退していまうんです。

外出自粛生活で好きなように動けない事もストレスの原因の1つ。

性欲とは直接結びつかなかったような事が性欲減退に実は繋がっているかもしれません。

ホルモンや身体的健康状態、心の健康、ライフスタイル、パートナーとの関係性など、1つ1つの問題にも対処していく必要がありますよね。

女性の性欲や欲望というのは、腰から下ではなく、肩から上にある臓器によってわき起こると言われます。

理由として、女性の性欲が減退する原因は、日々の仕事やお金、子育て、人間関係からくるストレス、エネルギーの消耗が一般的だからなんです。

女性の性欲を改善する最も健全で自然な方法は、感情的、精神的、身体的にパートナーと密接なつながりを持つ事。


毎日、ちゃんとしたコミュニケーション、スキンシップはとっていますか?

目を見て話をする時間をとっていますか?

「同じ空間に居て、相手の目を見つめてのコミュニケーション」

これが毎日充分に出来ていますか?


同じ空間に居て、相手の目を見つめてコミュニケーションをとる事は、言葉を交わすだけでなく、エネルギーも交換しているんです。

これがものすごく大切。

言葉でないとちゃんと伝わらない事があり、でも言葉では伝えきれない事もあり。

そこを、その場を共有している事による、目を見て話をしているからこそのエネルギーで補っているんです。

なので、相手の目を見てコミュニケーションする事はホントに大切だと思います。

ふたりで過ごすのが当然になってくると、「おはよう」や「お疲れさま」など、かけて当然の言葉が遠ざかっている場合があります。

いちいち声をかけるのが面倒という意識があると、それだけ相手に関心を向けることが減り、相手の変化にも気づきにくくなります。


付き合い始めた頃は、顔を合わせれば率先して1日のことを話していましたよね。

マンネリして会話が少なくなっているのなら、「どちらかが自分のしたい事をやめて、相手のやっている事に参加する」のでなく、「ふたりとも、自分のしていた事をやめて、全く新しい行為を一緒に始める」ということ。

相手の趣味に関するものを勉強してみたり、自分が興味のあるものに誘ってみたりするのも良いですね。

また、体に栄養を与えるには、7〜9時間の睡眠と定期的な運動、健康に良い食事が必須であることは周知の事実。

精製された炭水化物やトランス脂肪、砂糖の摂取は控えて、「自然食品や、アボカドやオリーブオイル、ナッツなど、ヘルシーな脂質が豊富に含まれている食材を中心とした食生活を送りましょう。

これは卵子の質を高める為にも必要な栄養法。


運動の最中とその後では、気分が高まるエンドルフィンの効果を感じられます。

エンドルフィンは、性欲のスイッチを入れるうえでも重要なホルモンなんです。

中程度から少しキツく感じる有酸素運動をしている女性には、性欲の増加や精力の増強がみられるという研究データもあるんです。

是非、ご主人と一緒に運動してみたり、料理をするのもオススメです!!

今までやっていない事は非日常度が高く、一緒に物事をせざるを得ないような環境をあえてつくると、一気に夫婦の会話が増え、2人の歩調があうようになります。

この歩調を合わせるコミュニケーションが性欲を戻していく方法になってくれますよ。


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