唇の乾燥
唇の乾燥は内臓の不調が原因かもしれません。
東洋医学では「脾胃は肌肉をつかさどり、その華は唇に開く」と言われます。
胃腸や脾臓などの消化器はお肌や筋肉の状態をコントロールしていて、その胃腸や脾臓などの消化器の状態が唇に現れるという意味です。
唇は脾胃が潤わなければ自分で潤う事ができないので、四六時中リップクリームに頼る事になりますね。
内臓の粘膜に潤いがなくなっているという事は抵抗力が弱り、ウイルスや最近が身体に入りやすくなり、風邪をひいたり、炎症が起こりやすくなったり、アレルギーになったりします。
「脾胃は肌肉をつかさどる」とは脾胃の状態が整い、食事から適切なセラミド(細胞間脂質)なども豊富に作られ、お肌が綺麗になってゆくという事です。
セラミドは肌のバリア機能として働く細胞間脂質の約半分を担っています。セラミドは肌表面に水分と油分のバリアを張り巡らせ水分蒸発を防ぐとともに外的刺激が肌の奥へ伝わるのを防ぐのです。
セラミドが不足すると肌は紫外線や細菌に弱くなり、荒れや乾燥を引き起こしやすくなってしまいます。その状態が長く続けば、重度の敏感肌やアトピーを発症する可能性もあります。
下痢も便秘もない胃腸でバランスよく食事をする事でお肌も綺麗になっていきます。
胃腸に優しい食材はカボチャや玄米など「黄色の食材」を目安に、肌につかれが見えた時こそしっかり噛んで食べましょう。
消化がうまくいかないと吸収しきれないものが老廃物となり肌荒れ、乾燥を引き起こします!!
女性にとってはたかが唇、されど唇。身体のなかから潤う事で唇だけではなく身体のお肌全体も潤いが生まれます。
唇は女らしさを引き立たせる美の象徴です。プルプルの唇で女子力を上げて、人より一歩進んだあなたのキレイを目指しましょう