院長のひとり言
妊活 〜下着の選びで体質改善〜
体質改善してますか?
青葉区市ヶ尾の鍼灸院 妊娠しやすい体質への改善、マタニティから産後ケア、女性の健康と美容のライフサポートをする いとう鍼灸院 伊藤です。
妊娠しやすい体への体質改善にはネットや本から知識を入れるだけでは何も変わりません。
知識を得たら必ず実践、行動して質のよい卵を育てていきましょう。
本日のお話は『下着選びで体質改善』

妊娠しやすい体作り、体質改善の目的とは?
体の根本的改善、生きる力、育む力を取り戻す事。
その結果が卵子の質の向上となるのです。
質の良い生命力にあふれた卵子を育む為には卵巣への血液を良くする事が大切になります。
下着を変える事も体質改善へ役立ちます。
ではズバリ!
どんな下着を選べばいいの?
それは体をしめつけない下着にすること
体を締めつける下着やガードル類、ナイロン製のパンスト、補正下着などは血行不良を招くだけでなく、実はむくんだり、からだがゆがんだりと本来の体型維持にも実は逆効果って知ってました?
特に月経中は鼠径部や腹部をしめつけない服装にするとからだが楽になるはずですよ。
では何故締め付けの強いものが悪いのか。
小さめのショーツ、ガードル、パンストなどは大腿部のつけ根にある大腿動脈や鼠径部のリンパ管を圧迫し、下半身だけでなく、卵巣や子宮の血液循環がスムーズにいかなくなってしまいます。
下半身へ流れるはずの血液が流れにくく、卵巣周囲の血液がうっ血しまったり、下半身から戻る血液循環量を阻害してしまうと卵巣疾患の引き金にもなってしまいます。
その結果、質の良い卵子を作ることができなくなってしまうのです。
女性用の下着はちょうどビキニラインに沿ったものが多いですよね?
一般的なショーツは伸縮性のある生地で作られているため、 鼠径部やお腹まわりが窮屈に感じたり、朝はいいけど、夕方からキツく感じたりなんて経験ありませんか?
質の良い卵子を作るためだけでなく、小さめショーツにナイロン製のパンストを履いて1日中デスクワークなんてしていたら冷え性まっしぐら!!
また鼠径部の持続的な刺激、圧迫は自律神経にまで影響してしまうんです。
これはレイリー現象と言って、中枢であれ末梢であれ自律神経のどこかに、強い弱いにかかわらず、持続的な刺激を与え続けると病的な自律神経反射をおこすと言われる反応。
ショーツやパンストでの鼠径部圧迫だけでなく、わき、足首などにもゴムひものキツイ衣類や靴下、スキニーパンツなどで体を絶えず圧迫刺激していると血管や内臓の働きなどに変化が生じ、自律神経の乱れを招くといわれています。
ではどう対処していけばよいのか。
まず自分の体にジャストフィットする物より1サイズ上の下着をつけましょう。これはショーツの場合。ブラは締めすぎでなければある程度体にあうサイズでかまいません。
仕事中は制服もあるし絶対無理なんて人でも、自宅に帰ったり、お休みの日にはゆるゆるファッションにしてみてください。
過度な締め付けから体のストレスを開放してあげましょう。
普段身に付ける下着の素材はコットン素材がおすすめです。
静電気が起きやすいポリエステル、レース素材は汗を吸わないだけでなく、冷えやすい素材ですのでさけて下さいね。
排卵日などオリモノが多くなる時期は下着もこまめに取り替えたりして雑菌を防ぎ、清潔に保ちましょう。
是非、参考にして体質改善を継続していきましょう。
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