エストロゲンと美肌
エストロゲンは女性ホルモンのひとつで美容ホルモンとも言われるエイジングケア、美容にとても重要なホルモン。
エストロゲンの分泌量は20代から30代までがピーク。30代後半からは減っていき、40代を過ぎると急激に減ってしまいます。
エストロゲンは女性ホルモンの一つで別名美容ホルモンとも言われています。女性が美しくしてくれるホルモンですね。
エストロゲンの働きとは
・月経を起こす
・体に脂肪をつけて丸みを帯びさせる
・コラーゲンの製造を促す
・肌をなめらかですべすべにする
・女性らしさをつくる
・乳房を発達させる
・動脈を広げて皮膚の血液循環を良くする
・コレステロール値を下げる
・肌の脂っぽさを抑える
・心筋梗塞など心臓や血管の病気にかかりにくくする
この女性らしさを演出するエストロゲンを減少させる原因にはストレス、睡眠不足、無理なダイエット、栄養不足、喫煙、深酒、不規則な生活などが挙げられます。思い当たる事がある人は要注意。
エストロゲンの分泌量は20代から30代までがピーク。30代後半からは減っていき、40代を過ぎると急激に減ってしまいます。40代を過ぎて急にお顔の症状が出てくる人はこの事が原因。美肌に欠かせないコラーゲン。コラーゲンの生成がなくなっていくのはこのエストロゲンの働きが大きいんです。
ではエストロゲンが不足するとどうなってしまうのでしょうか。
エ ストロゲンが減ってしまうとコラーゲンが減る為に肌にハリがなくなり、シワ・たるみなどが増えてきてしまいます。便秘、下痢などの消化器の変化も現れる為 に老廃物を皮膚から代謝しようと吹き出物、ニキビができてきます。肩こりも多くなり、気分的な変化としてもやる気が起きない、落ち込みやすくなる、疲労感 を感じやすいなど更年期障害もひどくなってきます。骨粗しょう症になりやすいんですよ。
ホルモンバランスをよくする為の食生活が大切になってきます。ホルモン分泌の司令室である脳下垂体は「ビタミンE」の含有率が高い部分です。ホルモンバランスを整え、神経のコントロールを円滑にする為にはビタミンEは欠かせません。血液循環をよくする働きもあるので、冷えや肩こりなどの改善にも一役かってくれます。
も う一つ、「大豆イソフラボン」は大豆に含まれるフラボノイドの一種でカルシウムとの相性の良い成分。エストロゲンと似た分子構造をしていることから「植物 エストロゲン」とも言われています。日本には大豆食品が数多く存在しています。発酵物でしっかりと酵素も取れますので毎日の食卓に欠かせない食材ですね。
基本の食事は「ま・ご・わ・や・さ・し・い・こ」ですよ。