院長のひとり言

妊活 〜噛んで噛んで体質改善〜

体質改善してますか?     
 
 
青葉区市ヶ尾の鍼灸院 妊娠しやすい体質への改善、マタニティから産後ケア、女性の健康と美容のライフサポートをする いとう鍼灸院 伊藤です。     
 
 
妊娠しやすい体への体質改善にはネットや本から知識を入れるだけでは何も変わりません。     
 
 
知識を得たら必ず実践、行動して質のよい卵を育てていきましょう。      
 
 
本日のお話は『噛んで噛んで体質改善』
 
 
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妊娠しやすい体作り、体質改善の目的とは? ずばり、卵子の質の向上です。
 
 
今回は咀嚼から体質改善をみていきます。
 
 
皆さんは妊活に必要な『栄養のあるものを食べましょう』といわれていますよね!?
 
 
 
もちろん、栄養のあるものを食べる事も重要。バランスよく食べる事も重要。
 
 
けれど、栄養が含まれているものをよく食べるのでも、バランスよく食べるかが大切なのでもないんです。
 
 
どういうことか。
 
 
ものを食べたという事より、それを体がどれだけの消化・吸収し、栄養として最大限に利用できるかがより重要なのです!!
 
 
 
『人は食べているもので生きているのではなく、消化し、吸収したものでいきているのだ』
 
 
という事を言った人がいます。
 
その通りですね。
 
 
食べても消化できなきゃ意味ないですし、それを効率よく吸収できなくては体は作れないということです。
 
 
添加物の入っていないもの、自然な栄養価の高い食べ物をバランスよく摂るべきですが、いくら食べる物にに気を使っていても、それを使いきれなければ宝の持ち腐れ。
 
 
食べ物から栄養を効率よく摂るために1番簡単、そして効率がよくなる方法が『よく噛む』ことなんです。
 
 
よく噛むことで食物を細かくします。消化は口の中の唾液から既に始まっていると言えるんですね。
 
 
よく噛む事で唾液が出てきます。
 
唾液は食べ物が腸で吸収されやすいように分解してくれる消化酵素の働きもあるんですよ。
 
 
その時に細菌を殺したりする殺菌作業がある酵素が分泌され、毒素を中和する働きがあると言われています。
 
 
その為、ゆっくりと時間をかけ、よく噛んで食べる事が体質改善には重要なんです。
 
 
よく噛まずに飲み込んだ物は胃腸にも負担をかけ、完全に消化できず消化不良の原因になります!
 
 
この消化不良は腐敗の原因になってしまい、毒素を体内に残してしまう事になってしまいます。
 
 
せっかく良いものを食べようと心がけていても噛まなくてはダメって事ですね。
 
 
また、現代人は総合的に早食いと言われています。
 
 
1回の食事の咀嚼回数と食事時間を調べた報告によると
 
 
戦前は1420回・約22分
 
 
現代人は620回・約11分
 
 
噛む回数も時間も半分になっていることがわかりますね。
 
 
 
そこで良く噛む為のポイントが2つ。
 
シンメトリーイーティングと箸を置く。
 
 
早食い防止の為に簡単な事は食べ物を口に入れたら一旦箸を置くことがオススメ。
 
 
早食いの人は口に物が入っているうちに次の物へ箸をすすめ、それを口に入れる為にあまり噛まずに飲み込む。
 
これを繰り返しているんです。
 
 
昔は食事中は箸を置くなって親から教わったりしたかもしれませんが、良く噛む為にも箸を置く事がコツですよ!
 
 
 
 
そして体の歪みをケアできるシンメトリーイーティング。
 
 
人は食事をするとき、無意識に左右の噛む側を使い分けています。
 
 
これを「利きあご」、「偏咀嚼(へんそしゃく)」といいます。
 
 
左右の噛みやすい歯で食事を続けると噛んでいる側のアゴやアゴを動かすときに使う咀嚼筋は強くなりますが、その反対側の使われない咀嚼筋は弱くなり、アゴにゆがみができてしまいます。
 
 
左右どちらかの顎関節や咀嚼筋に偏った力がかかり続けると、顔のゆがみだけでなく、連動している首にも負荷がかかり、体のゆがみを引きおこしてしまいます。
 
 
 
そこで意識していくシンメトリーイーティング。
 
口に物を入れ、少し噛んだら舌で左右に分けましょう。
 
そこで左右同時に噛んでいきます。
 
これを繰り返すだけ!
 
慣れないうちは食べにくいと感じるかもしれませんが、続けてみて下さいね!

 

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