院長のひとり言

妊活中の歯の治療

妊活中の歯の治療って気を使いますよね。

妊活中であれば、まず歯の治療を優先しましょう。

実は虫歯や歯周病は不妊の原因の1つになってしまう事がわかっています。

口腔内環境の悪化には大きく分けて2つの問題があります。

1つは細菌感染の問題。
口の中に存在する細菌の悪影響です。

細菌の産生する毒素が全身の健康に関連していることはすでに証明されています。

良い卵子を育てる為には腸内環境、口腔内環境の改善は大切な要素になりますよ。


そして、もう1つは噛み合わせの問題。

虫歯や親知らずなどによって無意識に噛む側が制限されたりする事で噛み合わせが悪くなってきます。

顎関節と骨盤は連動性があるとも言われ、噛み合わせが悪くなる事で体全体に歪みが生じてしまいます。

体の歪みは血流を悪くしたり、筋肉の動きが制限されている事で代謝も下がってしまいます。

この事から親知らずの抜歯も妊活前に行った方がいい治療の1つと言えます。

親知らずの治療は抜歯した後は強めの薬を使うことや、抗生剤使用します。

痛み止めの中には排卵を抑制する成分が入っているものもあります。

なのでタイミングを取る日は外した方がいいのかなって思ったりします。

ただ、1日だけであればそれ程、気にする必要もないですね。


歯の治療は早めに行って妊活に集中して下さいね。



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