院長のひとり言

精子に問題があるの?

体外受精、顕微受精をやったけど上手くいかない。

卵子の見た目が良いけど分割が遅く、上手く進まない。

もしかして精子の質にも問題があるの?
って思う事ありませんか?

不妊治療を始めるなら先ずは男性の検査が必須ですよね。

順序としては男性からなんですよ!

これはご主人の理解も必要ですが、男性側に問題があるなら、体外受精適応って事になりますね。

女性側は余計な検査を避けられますし、それだけでも体の負担が減りますからね。

と言えど、精子自体はあまり問題にならなかったりするんです。

勿論、自然妊娠の際は多少影響があります。

夢精子であったり、精子の運転率が低かったり、精子の量が少なかったりすれば自然妊娠できる確率は低くなってしまいます。

しかし、体外受精を選択するのであればこの問題もあまり関係なくなります。

なぜなら強制的に精子を卵子の中に入れるわけですからね。

腕の良い培養士であれば無精子病と言われていようと、精子の運動率、量が少なくともその中から確実に授精させることはできるんです。

実際、授精に関して精子は遺伝子しか使われていないんです。

受精の際に精子は卵子の中に入ると爆発します。
この時に卵子の中でカルシウム濃度が爆発的に上がり、授精反応が起こります。
この際に精子はもう役目を果たし終えてるんです。

この事から精子は授精の引き金にしかすぎないと言えますね。

体で1番大きい細胞が卵子、1番小さい細胞が精子なんです。

精子はあくまで卵子に遺伝子を伝えて、授精を起こさせてるだけなんです。

その為、分割が進まなかったり、授精しないのはやはり卵子の問題が大きいんです。

卵子の質を上げるのは排卵までが全て。
排卵までにどれだけ良い質の卵を育てるかに集中していきましょう!

卵子の質を高める為には体質改善が必須になりますよ。

体質改善についてはメルマガや妊活講座の中でも詳しくお伝えしていますので、お問い合わせ下さいね。


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