こんな都市伝説的な話を聞いた事ありませんか?
産婦人科の助産師さんが、出産に立ち会った時に『羊水からシャンプーの強い匂いを感じた』と言ったそうです。
ナチュラルやオーガニックにこだわった製品が増え続ける中、同時に経皮毒という言葉と聞くことも増えてきました。
この事から人の体の仕組み的に女性の場合は子宮に毒素が溜まりやすいと言われているのでこのような話に派生したのでしょう。
経皮毒の考え方では、これらの化学物質が皮膚を通過して体内に蓄積するとありますが、実際は体内に蓄積することはおろか、皮膚を通過することすらできないんですよ。
皮膚にはバリア機能があり、外部からの異物を防ぐ働きをしてくれています。
そして常在菌といわれる善玉菌もいて、悪玉の病原菌から肌をしっかりと守ってくれています。
その為、手の洗い過ぎは逆に常在菌も死滅させてしまうので市販のハンドソープでゴシゴシと洗い過ぎは要注意ですよ。
で、話を戻しますと、子宮も胎盤を通しているはずですから胎児に影響する事もありえません。
そもそも経皮毒でよく言われているのが、界面活性剤が毒であって悪いということ。
この界面活性剤、ラウリル硫酸ナトリウムは一時期発がん性があるのでは?と騒がれた物質ですね。
万が一、この毒が体内に入り込み子宮に集まった場合、羊水がシャンプーの匂いになるわけありませんよね。
匂いは香料がほとんど元になっているのですから。
勿論、体の中に直接入る添加物などは避けて行きたい所ではありますね。
結論を言えばそこまでシャンプーにこだわり過ぎないでも大丈夫って事なんです。
参考にしてみて下さい。
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